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2025年03月04日火曜日
ホームニュース「スーツ持ってないの?」ゼレンスキー大統領の服装に嘲笑した記者の正体が明らかに

「スーツ持ってないの?」ゼレンスキー大統領の服装に嘲笑した記者の正体が明らかに

トランプ米大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の首脳会談で、ゼレンスキー大統領の服装について攻撃的な口調で指摘した記者が、親トランプ派として知られる共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員のパートナーであることが明らかになった。

英国のデイリー・テレグラフによると、先月28日の首脳会談で、ゼレンスキー大統領に対し、嘲笑的な口調で「なぜスーツを着ていないのか。ホワイトハウスを訪問する際、スーツを拒否したのか。そもそもスーツを持っているのか」と質問したのは、保守系メディア「リアル・アメリカズ・ボイス」のブライアン・グレン記者(56歳)だった。

同メディアは、トランプ大統領に対して好意的な報道を続けてきた代替チャンネルだ。主流メディアを牽制するために行われたホワイトハウスの取材システム変更により、新たに取材許可を得た媒体でもある。このメディアの代表人物とされるグレン氏は、トランプ大統領が最も信頼する記者の一人としても知られている。

グレン氏は、ウクライナの象徴であるトライデントが左胸に刺繍された黒い長袖シャツと黒いズボンで首脳会談に臨んだゼレンスキー大統領について、「我が国や大統領、さらには米国民全体への内面的な無礼さを示している」とも主張した。

トランプ大統領の熱烈な支持者であるグリーン議員も、パートナーの質問を称賛した。グリーン議員はX(旧ツイッター)で「ゼレンスキーが我が国の大統領に資金を求めて来た際に、スーツを着ない無礼さを指摘したことを誇りに思う」と投稿した。

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