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2025年03月05日水曜日
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中国囲碁協会、不正行為で若手棋士のプロ資格を剥奪!AI使用発覚で厳格な処分

引用:ニュース1
引用:ニュース1

中国の新進気鋭の囲碁棋士が対局中に携帯電話と人工知能(AI)を使用したことが発覚し、プロ資格を剥奪された。

26日、中国囲碁協会は中国の新星囲碁棋士、秦思玥二段(19)のプロ資格を剥奪し、8年間の出場禁止処分を下した。

協会は「昨年12月、秦思玥が全国囲碁選手権大会女子部9回戦で携帯電話を所持し、AIプログラムを使用したことが発覚した」とし、「試合規律を軽視し、隠蔽行為を行ったことが確認された」と発表した。

秦思玥の不正行為は対局中継や現場審判などの証言によって発覚した。現地メディアは秦思玥の昨年の勝率が前年比30%上昇したと報じている。

協会は「中国囲碁協会規律・倫理委員会は秦思玥のプロ棋士資格を剥奪する」とし、「今後、中国囲碁協会および加盟団体が開催する大会に8年間出場できない」と通達した。

2006年生まれの秦思玥は2020年に全国囲碁予選大会に参加しプロ初段に昇段、昨年6月にプロ二段に昇段した。

協会は「囲碁における公平性と公正さは生命線だ」とし、「AIの発展により囲碁は新時代に直面している。中国囲碁協会はこれに関連する不正行為を厳格に調査し、発覚した場合は厳罰に処す」と強調した。

一方、5年前に韓国の囲碁界でも類似の事件が起きている。

当時13歳だったキム・ウンジ二段(現九段)はオンライン棋戦中にAIプログラムを使用して対局した。これを受け、韓国棋院は懲戒委員会を開き、所属棋士内規および専門棋士倫理規定に違反したキム・ウンジに対し、資格停止1年の懲戒処分を下している。

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