
国民の力のユ・ヨンウォン議員は5日、「約3500人の北朝鮮軍がロシア極東地域の5か所で現地適応訓練を受けている」と述べ、3回目の派兵の可能性を指摘した。
ウクライナ訪問から帰国したユ議員はこの日発表した報道資料で、ウクライナの国防情報局長キリーロ・ブダノフ中将が現地で行った北朝鮮軍に関するブリーフィングの内容を伝えた。
昨年10月、北朝鮮は約1万1,000人規模の兵力をロシアに派兵し、今年1~2月にも2回目の兵力をロシアに派兵を行ったとされている。
ウクライナの国防情報局が把握した2月26日時点の情報によると、北朝鮮軍の戦死者は約400人、負傷者は約3,600人で、負傷者のうち約300人は治療後に前線に再投入されたという。ユ議員は、国防情報局が北朝鮮軍の捕虜を尋問した結果、彼らの主な任務は「実戦を通じて現代戦を多く経験すること」だったと説明した。