生後7日のソマリア人男児が
割礼手術中に生殖器すべてを切断
2023年に発生した事故

ソマリアで生後7日の男児が割礼手術中に発生した医療ミスにより、生殖器全てが切断されるという痛ましい事故が発生した。
今月7日(現地時間)、オンラインメディア「Sanook」は、海外メディア「デイリー・メール」が医療ジャーナル「Annals of Medicine & Surgery」に記録された事故を伝えた。
2023年に起きたこの事故で、手術を担当した医療スタッフは割礼中に陰茎組織に重大な損傷を与えてしまった。陰茎亀頭の皮膚が壊死し、感染の恐れが生じたため、医療スタッフは更なる合併症を防ぐために壊死した組織の除去を余儀なくされた。結果的に、生殖器全体の切除が避けられなかったという。

割礼は陰茎の亀頭を覆う包皮を部分的に切除する手術である。
報道によると、世界的に割礼手術における合併症発生率は約1.5%程度とされており、大半のケースは比較的軽度の問題として報告されている。
手術後、新生児は数日間入院し、医療スタッフは尿路合併症を防ぐために3ヶ月間尿道カテーテルを留置する必要がある。また、創傷治癒と正常な排尿機能を確認するために、継続的な経過観察が行われた。
この痛ましい出来事に対し、ネット上では「本当に悲しい」、「見るだけでショックだ」、「こんな幼い子どもにこんなことが起きるなんて」といった声が寄せられている。