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2025年03月15日土曜日
ホームトレンド1日1万人が殺到 中国AI企業DeepSeek創業者の故郷が「聖地巡礼」スポットに

1日1万人が殺到 中国AI企業DeepSeek創業者の故郷が「聖地巡礼」スポットに

引用:ネットイース
引用:ネットイース

中国の生成型AI「DeepSeek(ディープシーク)」が世界的に注目を集める中、その創業者の故郷である小さな村が観光名所となっている。

香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」は11日、梁文峰氏(40歳)が広東省湛江市(ザンジエ市)呉川市(ウーシュアン市)の米利嶺(ミリーリン)で生まれ育ったと報じた。

引用:AP通信

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引用:ネットイース

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住民700人余りが暮らす静かな村であった米利嶺はディープシーク創業者を輩出したことで注目を集めている。

今年の春節(旧正月、1月29日~2月12日)期間中、「梁文峰の故郷」を訪れる観光客が全国各地から殺到し、毎日1万人が訪れたと報じられている。地元紙『南都報』によると、200km離れた地域からも訪問者があったという。

梁文峰氏は春節期間中に帰省し、同級生とサッカーを楽しんだが、その他の行動は明らかにされていない。帰省中、烏石(ウーシー)の各所には彼を歓迎するため、看板や赤い横断幕が掲げられていた。

引用:ネットイース

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梁文峰氏はこの村の小学校を卒業後、烏石第一中学校で学び、2002年に浙江大学に進学した。両親は村の小学校教師であり、現在は実家で祖父が一人暮らしをしている。

短期間で「AIスター」として注目を浴びた梁文峰氏の人気により、観光客だけでなく、ライブ配信や写真撮影を目的とする訪問者も増加した。風水師が彼の旧居の立地を評価する事態にまで至った。

地元住民によると、観光客は梁氏の旧居周辺を訪れ、木の葉や小石、土などを持ち帰ったという。

700人余りの住民が暮らす過疎の村では、訪問客の増加に伴い不満が相次いだため、市当局は先月中旬から整備作業を開始した。具体的な予算配分は明らかにされていないが、道路拡張、29軒の住宅外壁修繕、老朽化した建物の解体、植樹などが計画されている。

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