
北朝鮮の開城地方の特色を生かした薬膳かぼちゃの蒸し物などの伝統料理が好評を博している。
朝鮮総連の機関紙「朝鮮新報」は13日、「開城自南山旅館で先日開催された第13回全国料理技術競演(2月4日〜7日)で、地方の特色ある料理が出品され、参加者の注目を集めた」と報じた。
「開城高麗人参を使用して作られた薬膳かぼちゃの蒸し物、鯉の蒸し物、薬菓などの料理の中では、薬膳かぼちゃの蒸し物の人気が最も高かった」と伝えている。
「この料理は、かぼちゃの中に人参、なつめ、銀杏、栗、もち米などを一定の割合で入れて蒸し上げるため、味が独特であるだけでなく、優れた滋養強壮剤としても利用されている」と紹介された。
「薬膳かぼちゃの蒸し物は開城地方の訪問客らが好む料理の一つで、自南山旅館で作られたものが最高」と旅館の担当者は語った。
また、「鯉の蒸し物と薬菓も、料理に人参エキスや人参粉を使用することで味をより引き立て、健康食品としての品格を高めており、好評を得ている」と付け加えた。