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2025年03月19日水曜日
ホームニュース「自由の女神像をパリに返せ」フランス政治家の要求に米ホワイトハウスが痛烈反論「感謝すべきはフランスの方だ」

「自由の女神像をパリに返せ」フランス政治家の要求に米ホワイトハウスが痛烈反論「感謝すべきはフランスの方だ」

引用:AP通信
引用:AP通信

フランスの政治家が米国に「自由の女神像」の返還を求めたことに対し、米ホワイトハウスは「フランス人が現在ドイツ語を公用語として使用していないのは、ひとえに米国のおかげだ。彼らはこの偉大な国に深く感謝すべきだ」と反論した。

17日(現地時間)、ホワイトハウスの定例記者会見で、キャロライン・レビット報道官は、ラファエル・グリュックスマン欧州議会議員による自由の女神像の返還要求に関する質問に対し、「無名の二流フランス政治家へのアドバイス」と前置きしてこう答えた。

レビット報道官の発言は、第二次世界大戦で米国の支援がなければ、フランスは今でもドイツの支配下にあったはずだという主張だった。彼女は自由の女神像の返還要求について「絶対に応じない」と繰り返し強調した。

フランスの中道左派政党「プラス・ピュブリック」所属のグリュックスマン議員は、前日パリでの演説で「独裁者側に立つことを選んだ米国人、学問の自由を求めたという理由で科学者を解雇した米国人に言いたい。我々に自由の女神像を返してほしい」と述べた。彼は「我々が(自由の女神像を)贈ったのに、あなたがたはそれを軽んじている」とし、自由の女神像が「ここ(パリ)にあれば素晴らしいと思う」と語った。

米国のニューヨークにある自由の女神像は、フランスが1876年、米国の独立100周年を祝して贈った彫像だ。

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