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2025年04月01日火曜日
ホームニュース金正恩、無人偵察機と自爆型無人機の性能試験を視察し「満足」…軍事力の近代化に向けて中長期的な戦略を強調

金正恩、無人偵察機と自爆型無人機の性能試験を視察し「満足」…軍事力の近代化に向けて中長期的な戦略を強調

北朝鮮の金正恩国務委員長が無人偵察機と自爆型無人機の性能試験を視察し、中長期的な事業として推進する方針を明らかにした。北朝鮮労働党機関紙の労働新聞は、金委員長が25日と26日に無人航空技術連合体と探知電子戦研究集団の国防科学研究事業を指導したと27日報じた。

労働新聞によると、金委員長は「各種無人偵察機および自爆攻撃型無人機を点検し、性能試験を視察した」という。新聞は「試験では、様々な戦略目標と地上・海上での敵軍の活動を追跡監視できる探知能力を持つ新型無人戦略偵察機の革新的な性能が実証された」とし、「多様な戦術攻撃任務の遂行に利用できる自爆型無人機の打撃能力が遺憾なく示された」と伝えた。

労働新聞は、金委員長が「軍事力の近代化において、無人装備と人工知能技術分野は最優先で重視し、発展させるべき部門だ」と述べたと報じた。また、現代戦において「知能化された無人機を軍事力の主要手段として活用するための競争が加速し、軍事活動における使用範囲が絶えず拡大している」と付け加えたという。

金委員長は「現代戦の趨勢に合わせ、この事業の飛躍的な発展を図るため、国家的な展望計画を正確に策定し、中長期的な事業として忍耐強く強力に推進していくことが重要だ」とも述べた。 さらに「新たな電子妨害攻撃兵器の開発・生産が始まったことに対しても大きな満足」を示したという。

労働新聞は自爆型無人機が飛行し模擬標的を攻撃して爆発する写真を複数枚公開した。一部の写真は正確な兵器の形状を識別できないようモザイク処理が施されていた。 今回の視察には、パク・ジョンチョン党書記、チョ・チュンリョン党書記とリ・ビョンチョル軍需政策担当総顧問、キム・ヨンファン国防科学院長らが同行した。

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