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2025年04月20日日曜日
ホームニュース餃子の起源も争奪戦?中韓が「米国特許」で衝突!韓国企業の登録に中国「我々の伝統を盗んだ!」

餃子の起源も争奪戦?中韓が「米国特許」で衝突!韓国企業の登録に中国「我々の伝統を盗んだ!」

引用:CJ FOODS

韓国企業が米国で餃子の形に関する特許を取得したことをめぐり、中国国営メディアが「呆れる」と批判の声を上げた。中国国内のSNSでも「餃子は中国の伝統料理だ」として否定的な反応が相次ぎ、論争が広がっている。

中国共産党系メディアである人民日報傘下の「環球時報」は16日、Weibo(中国版X)の公式アカウントに「呆れた!韓国企業が餃子の形状に関する特許を申請」というタイトルの投稿を掲載し、CJ第一製糖(CJフード)の取得した餃子に関する特許について紹介した。

環球時報は「米国特許庁の公式ウェブサイトによると、最近、韓国のCJ第一製糖が申請した餃子の特許出願が承認されたという」と伝え、「出願日は2023年2月24日、承認日は2025年4月8日、特許保護期間は15年」と報じた。

また「CJ第一製糖は14枚の異なる角度から撮影された餃子の写真を添付しており、同社は『ビビゴ(bibigo)』という餃子ブランドを展開している。これは中国のECサイトや大型スーパーでも販売されている」とも付け加えた。

引用:Weibo
引用:Weibo

米国の意匠特許は、商品機能ではなく外観的特徴を保護する制度であり、保護期間中は商品の形状などに対する独占的な権利が認められる。

このニュースが伝えられると、中国国内では今後餃子関連事業で米国市場に進出する際の法的トラブルを懸念する声が上がっている。

中国の現地メディア「大象新聞」は、「(CJ第一製糖側は)時計回りに14〜16個の螺旋状のひだをつけた餃子のデザイン的特徴を具体的に定義している」とし、「これにより、同じデザインの中国製餃子は米国で特許侵害問題に巻き込まれる可能性がある」と指摘した。

中国のネットユーザーらは、環球時報のアカウントを含むSNS上で批判的な反応を示している。

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