元プロ野球選手で韓国代表チームでも活躍したオ・ジェウォンの近況が伝えられた。
オ・ジェウォンは現在、麻薬類の常習投与の疑いで裁判中だ。
聯合ニュースは、オ・ジェウォンがヒロポンを取引した容疑を認めたと13日に伝えた。
オ・ジェウォンの弁護人は13日、ソウル中央地裁刑事24単独(ユ・ドンギュン判事)の麻薬類管理法違反容疑に関する裁判の審理で「すべて自白する」と述べた。
オ・ジェウォンは昨年11月、知人であり供給元でもある人物からヒロポン0.2gを入手した容疑で追加起訴された。
すでに、2022年11月から昨年11月まで合計11回にわたるヒロポンの投与、昨年4月に知人のマンションの廊下の消火栓にヒロポン0.4gを隠匿した容疑などで逮捕起訴され、裁判を受けている状況だ。
さらに、昨年1月から今年3月まで89回にわたって、9名の知人から向精神薬(ゾルピデム成分の睡眠誘導剤)2,242錠を入手し、知人の名義を盗用して20錠を購入した容疑も受けている。
麻薬や向精神薬の取引・投与だけでなく、一緒に起訴されたAが薬物投与の事実を警察に通報しようとした際に、Aの携帯電話を壊して襟首をつかむなど、報復目的で暴行・脅迫した疑いもかけられており、その裁判でも暴行・脅迫の容疑を除き、他のすべての容疑を認めたという。
オ・ジェウォンのヒロポン取引容疑に関しては、既に進行中の裁判と弁論の併合がされる可能性があると聯合ニュースは伝えた。
オ・ジェウォンは斗山ベアーズ一筋で16シーズンにわたり、公式戦1,571試合に出場し、通算打率2割6分7厘、64本塁打、521打点、678得点、289盗塁の記録を残した。
斗山ベアーズに所属していた当時、チームは2015年から2021年まで7シーズン連続で韓国シリーズに進出し、3度の優勝(2015年、2016年、2019年)を果たした。
オ・ジェウォンは主に内野手でプレーし、生え抜きスターとしてキャプテンを務めることもあった。