13.4 C
Tokyo
2024年11月22日金曜日
ホームニュース韓国ドラマを視聴しただけで公開銃殺、北朝鮮当局の厳しい処罰に中学生30人が犠牲に

韓国ドラマを視聴しただけで公開銃殺、北朝鮮当局の厳しい処罰に中学生30人が犠牲に

北朝鮮当局が、韓国の対北朝鮮ビラの中に入っていたUSBにある韓国ドラマを視聴したという理由で、約30人の中学生を公開処刑したことが明かされた。

TV朝鮮が10日に公開した動画で、北朝鮮当局が韓国ドラマを視聴したと、中学生に手錠をかけている姿が映っている。/引用:TV朝鮮

TV朝鮮によると10日、政府当局関係者は先月、韓国の脱北団体が送った風船について「風船から拾ったUSBでドラマを視聴したことが摘発された中学生30人余りが、先週公開銃殺されたことが確認された」と述べた。

以前、北朝鮮は同様の理由で先月、17歳前後の若者たちに無期懲役または死刑を宣告したことがある。その後、今回は中学生30人余りが処刑された。

6月、韓国の京畿道(キョンギ道)始興市(シフン市)ペゴッ洞の始興プレミアムアウトレットの駐車場に、対南ビラと推定される物体が発見された。/引用:Newsis

一方、北朝鮮は脱北団体が海に流して送った「米ペットボトル」を拾い、ご飯を炊いて食べた数名の住人に、労働教化刑を下し同様に厳重対応している。

北朝鮮当局は、対北ビラによる新型コロナウイルス感染の恐れがあると主張し、これに対し、金正恩委員長は、発見したビラを直ちに廃棄するよう指示した。しかし、食糧不足に耐えず、統制が効かない状況であるとされている。

一部では、金委員長の極端な恐怖統治にもかかわらず「北朝鮮のMZ世代(ミレニアル世代とZ世代を合わせた用語)」と呼ばれる「チャンマダン世代」の抵抗は続くという見解もある。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください