厳しい寒さに襲われたアルゼンチンで、生きている動物が凍りついているのが発生された。
14日(現地時間)にクラリン(Clarin)、アンビト(Ambito)などの現地メディアによると、アルゼンチン気象庁(SMN)はブエノスアイレスを含む全国16の州に寒波警報を発令した。
寒波が北へ移動するにつれて、エントレ・リオス州、ラ・リオハ州、サンタフェなどの地域では「赤色警報」が発令され、他の地域では段階的にオレンジ色警報、黄色警報が発令された。
気象当局によると、この寒波は5日間続いている。南極に近い南部地域を除いては、冬にも概して気温が氷点下に下がらないアルゼンチンだが、6月末からの類を見ない寒さにより水銀柱が氷点下に下がった。
厳しい寒さは動植物に影響を与えた。SNS上では凍った動物たちの画像が公開された。
ブエノスアイレス州のトレンケ・ラウケンという都市では、池と鴨が一緒に凍りついた写真が撮影された。幸いにもこの鴨は人々に助けられて救われたが、他の鴨はすべて凍死した。
また、厚い毛を持つ羊が雪の中に埋もれて息絶え、狐が地面で凍りついている姿、凍ったプールの上を歩いている猫の姿なども共有された。
霜に覆われた植物も凍りついてしまった。これにより、ピーマン、キュウリ、ズッキーニ、トマトなどの野菜の価格が高騰した。