韓国の大統領室は22日、ジョー・バイデン米大統領の再選放棄に関し「韓米同盟に対する米国内の支持は超党派である」と強調した。
大統領室の核心関係者は同日のブリーフィングで「他国の政治状況に関しては言及しないことを原則とする」と述べた上で「米大統領選の状況を注視している」とし、「韓米グローバル包括戦略同盟を持続的に発展させるため米国と引き続き緊密に協議している」と説明した。
バイデン大統領は、現地時間の21日、11月の大統領選を107日後に控え、民主党大統領候補職を突然辞退した。大統領候補公式指名手続きのみが残された現職大統領の再選放棄は米史上前例のない状況である。
現地メディアなどによると、共和党のドナルド・トランプ候補に対抗するのは、カマラ・ハリス副大統領が有力視されている。ハリス副大統領が民主党大統領候補に確定すれば、米国初の黒人女性大統領であり初のアジア系大統領という新たな記録に挑戦することになる。