男性への性的暴行で告訴された俳優ユ・アイン(38歳/本名:オム・ホンシク)が、過去に同性愛者だという噂に対して放った言葉が注目を集めている。
「BIGBANG」のT.O.Pと大麻を使用し、麻薬類管理に関する法律違反で懲役3年、執行猶予4年などの判決を受けたアイドル練習生出身のハン・ソヒは、2017年、インスタグラムに「ここが最近流行ってる梨泰院(イテウォン)のクラブなのか。 最近遊んでいなかったからゴージャスに遊びたいのに」というテキストとともにクラブの看板を撮影した写真を投稿した。
あるネットユーザーがその意味を尋ねると、「ユ〇〇が常連のゲイクラブ イテウォンXXX」と返信をした。
実名は挙げていないものの、ハン・ソヒが言及した人物がユ・アインであることをネットユーザーたちはすぐに理解した。過去にもユ・アインが同性愛者だという噂が何度も浮上したことがあるからだ。
ユ・アインは当時、インスタグラムでハン・ソヒとフェミニズム論争を繰り広げており、「その怒りを思う存分、燃やしてくださいとお伝えするプレゼント」というテキストに錠剤の絵文字を付けて投稿した。ハン・ソヒの大麻使用を嘲笑した投稿だろうと当時騒がれたが、ユ・アイン自身も現在常習的な麻薬投薬の疑いで公判中であることを考えると強烈な皮肉である。
また、ユ・アインは過去にあるメディアとのインタビューで、同性愛者だという噂に悩まされていると言いながら、「ある写真がインターネットで拡散し、同性愛者だという噂の証拠のようになってしまっている」と述べ、「噂を広めた人たちは恥じるべきだ。誇張され歪められた噂だ」と語った。彼は「傷ついたし、もどかしかった」とし、「誰かの陰口のネタになりたくなかった」と話していた。
2022年にはあるYouTubeチャンネルが、ユ・アインの同性愛者説を再び提起した。ユ・アインがクィアで性的少数者と公言している彫刻家でアーティストのチェ・ハヌルと親しい関係にあることを理由に、ユ・アインは同性愛者であると主張した。
実際、ユ・アインとチェ・ハヌルは「匂わせ」と言ってもいいほど、インスタグラムで特別な関係であることをアピールしていた。チェ・ハヌル作家はクィアのアイデンティティを自身の作品に反映させるアーティストとして有名な人物だ。
ユ・アイン側は本日報道された30代男性を強姦したとの告訴内容は事実でないと否定している。
ユ・アインの法定代理人であるパン・ジョンヒョン弁護士は公式見解として、「ユ・アインに対する告訴内容は事実でない。また、私生活に関する不要な憶測は控えていただきたい」と伝えた。
26日、ソウル市の龍山(ヨンサン)警察署が、龍山区のある複合施設型マンションで寝ていたところ、ユ・アインから強姦されたと主張する30歳男性の告訴状を14日に受理したと複数のメディアが報道した。