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ホンダが生んだ伝説の名車プレリュード…スペック予想に北米市場は期待感最高潮!
新型プレリュードはどんな姿で私たちのもとに戻ってくるのか?1978年から2001年まで生産、販売され、国内外で人気を誇ったホンダのプレリュードだが、昨年開催された「JAPAN MOBILITY SHO ...
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北米市場で勢い衰えぬマツダ旋風!コンパクトSUV市場では「CX-50」がナンバーワンに…他社との差別化が消費者を魅了
北米「ナンバーワン・コンパクトSUV」 マツダのコンパクトSUV、CX-50 最近、自動車購入を検討する北米の消費者たちの間でコンパクトSUVの需要が高まっている。消費者の需要の変化は当然、各ブランドの最人気モデルも一変させている。 実際、2016年にはホンダのCR-Vが、セダン・クーペのアコードの販売数を上回り、2017年にはトヨタのRAV4がセダンのカムリの販売数を上回り、各社でもっとも販売数の多いモデルに躍り出たことがある。 では、北米の消費者たちの間で「ナンバーワン・コンパクトSUV」に輝いたモデルはどのメーカーだろうか、既に北米に盤石なシェアを持つRAV4のトヨタ、CR-Vのホンダの2社ではないという。 現地で「ナンバーワン・コンパクトSUV」に選ばれたモデル、それはマツダのコンパクトSUV CX-50だ。 「ナンバーワン・コンパクトSUV」 マツダ CX-50が輝く CX-50は2022年から量産が開始された北米向けクロスオーバーSUVである。実際、SUVとしてはかなり「ワイド&ロー」なプロポーションで全幅1,920mmとなっている。日本ではCX-60の1,890㎜でも大きすぎるといわれているため、北米市場専用モデルとして発売されたのも納得だ。 北米の消費者たちがCX-50を好む理由の一つはデザインだ。CX-5(1,845mm)やCX-60よりも長く低い車体はSUVというよりはワゴンのような比率となっており、魅力的なシルエットとなっている。これに加えて、フロントの印象は武骨でダイナミックなデザインとなっており、多くのコンパクトSUVがデザイン面で高い評価を得られていないことを考えると、CX-50のデザインに対する高評価は意外ともいえる。 インテリアも好評 ただし、荷物の積載量には改善の余地 CX-50のインテリアも好評を博している。CX-50のインテリアの大きな特徴の一つは、シートなどの素材にも優れていることだ。コンパクトSUVは一般的にエントリーラインナップに分類されがちなため、生産コストならびに完成車価格を抑えるのに内部の所々に一部安価な素材を使用することもある。しかし、CX-50ではすべての乗員に快適さを与えるためほとんどの部分に柔らかい革を使用し、内装の高級感を最大限に引き出した。 レイアウトにも無駄がなく、操作性の良いステアリングホイール、3つのセクションに分けられたデジタルクラスター、視野の移動が最小化されたセンターディスプレイなど、運転操作の利便性に合わせた位置に配置されている。 ただし、コントローラーを通じたインフォテイメント操作の難易度が高い点、2列目が狭くトランクの容量が平均値以下である点は明らかな欠点とみなされている。 コンパクトSUVとしては圧倒的な性能 北米市場での動向に明るい展望 CX-50のパワートレインには2.5リットル直列4気筒ガソリン自然吸気エンジンの「SKYACTIV-G 2.5」と、2.5リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」エンジンの2種類が用意されている。自然吸気のSKYACTIV-G 2.5は、最大出力187hp、最大トルク25.7kgmを発生する。ターボのSKYACTIV-G 2.5Tは、最大出力256hp、最大トルク44.3kgmを引き出す。両エンジンともに、トランスミッションは6速ATを組み合わせた。これはコンパクトSUVにおいては非常に高い性能レベルで、車体をより効率的に動かすための重要な基盤となっている。 さらに、CX-50はマツダの最新魂動デザインを導入し、衝撃を効果的に吸収するよく練られたシャーシとサスペンションなど、同クラスのコンパクトSUVでは見ることができない性能を備えている。 匿名の業界専門家は「今後、コンパクトSUV市場でCX-50は強い影響力を持つようになるだろう。かつて、トヨタのカムリやホンダのアコードがそうだったように、北米市場を代表する日本車になる可能性が高い」と非常にポジティブな意見を述べている。
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トヨタのランドクルーザーが軍用車両に変身…価格は?
軍用車両として生まれ変わった トヨタ・ランドクルーザーモデル オプションだけで1000万円超え トヨタのオフローダーレベルのランドクルーザーは、1951年から現在まで生産されている四輪駆動SUVだ。故障しないことで有名なこのモデルは、南アフリカ企業アーマーマックス(Armormax)のディフェンスが極端な形で公開されたことで、多くの注目を集めている。 ランドクルーザー79シリーズの6輪駆動であるTAC-6は、フランスの特殊部隊の要請により製作されたモデルとされている。 アーマーマックス・ディフェンスはこのモデルについて「どこにでも行け、誰とでも帰ってこれる車」と自信たっぷりだ。 特殊部隊用に開発された TAC-6の特徴は? TAC-6は4.2L V6と4.5L V8を搭載したランドクルーザー79シリーズを基に製作された。 シャシーは3つ目の車軸を支えられるように長さが延長され、3つ目の車軸に動力を伝えるために3つ目のトランスファーケースが追加された。また、デーナ(Dana)製のパーツをカスタムした3ピース・ドライブシャフトが特徴で、標準長のリーフスプリングを保持しつつ 101mmのリフトアップキットにアップグレードされた。 今回のTAC-6には、その他にも興味深い点が多数存在する。 その1つは、運転席の装甲グレードがB6レベルで、アサルトライフルの弾丸に耐えられることができる点だ。 さらに、ウォータータンク、消火システム、スペアタイヤ2つを装備でき、最大28人まで輸送することができる。 1年間のリリース延期を経て トランスミッションの性能革新を発表 アーマーマックス・ディフェンスTAC-6のもう1つの主要要素は トランスミッションだ。当社は初期段階でマニュアルトランスミッションを搭載した6輪ランドクルーザーを開発すると発表したが、約1年前にリリースを延期しオートマチックトランスミッションへの切り替えを行った。 トランスミッションは通常のオートマチックトランスミッションではないとされており、南アフリカのZFが開発・認証したTAC-6専用のオートマチックトランスミッションとされている。このトランスミッションは、天候や重量などを影響を少なくするために最も過酷な条件を想定して設計され、最大トルク101.9kgc-mを処理することができる。 最強のランドクルーザー オプション価格だけで約1000万円 最強のランドクルーザーを開発したアーマーマックスの関係者は「移動性能の面では、TAC6プラットフォームは現在市販されているどの4トントラックよりも優れた性能を発揮する」と述べた。また「アフリカとヨーロッパの様々な地形で行った広範囲なテストを通じて移動性の代名詞という評価を固めた」とし、 技術力と安定性を強調した。 最先端技術によって最終バージョンの性能を示すTAC-6の標準モデルは約1億1,237万ウォン(約1100万円)から始まり、防弾を追加すると約9,355万ウォン(約1000万円)が追加される可能性がある。高価なにもかかわらず、インターネットユーザーたちは「中型サイズが出たら買いたい」「フェラーリが羨ましくない」などの肯定的な反応を示している。
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サイバートラックをコピーした中国の自動車会社が議論に!
北京モーターショーに登場したサイバートラックに似た車? インターネットユーザーの嘲笑を買う 先月25日、中国北京でモーターショー「オートチャイナ2024」が開催された。韓国の現代自動車と起亜自動車は、このモーターショーに1000人以上の社員を派遣するなど、中国市場とモーターショーに力を注いでいる。中国で開催されたため、中国の自動車メーカーたちも積極的に参加し、競争力強化に乗り出した。 世界中から注目を集めたこのモーターショーで、恥ずかしい事態が発生した。中国の国有自動車大手、東風汽車集団が披露したコンセプトカーのデザインが、テスラのサイバートラックを模倣したとの疑惑が浮上したのだ。 3大国有メーカーの1つが 世界の目の前で恥をさらす 同メーカーは、中国が直接所有する自動車メーカーで、上海汽車集団、第一汽車集団と共に中国の大手3社として挙げられている。2003年に起亜と共に「東風悦達起亜汽車」を設立したが、2021年に合弁事業から撤退。過去数年間はルノー、ホンダ、日産などとも提携を結んでいたため、業界での認知度は決して低くない。 そんなメーカーが、今回の北京モーターショーでサイバートラックと同じ形状のコンセプトカーを発表した。そのコンセプトカーのデザインが外国メディアに報道され、アメリカでも議論となった。コンセプトであるだけに、全体的なデザイン形状が披露され、問題がさらに深刻化した。同メーカーが公開した電気自動車のコンセプトカーは、金属板を貼り合わせた車体と斜めのルーフラインなど、サイバートラックを連想させる要素が至る所に見られた。 角ばったスタイルがまったく同じ テールランプの形も似ている また、垂直に落ちるフロントラインと角ばったパーティングライン、フロントに沿って長く伸びる水平のランプラインの要素もサイバートラックと似ている。ストリップライトには「HELLO BEIJING(ハロー北京)」という文字が刻まれている。ルーフラインを平らにすることで、サイバートラックの角ばったスタイルと差別化を図ったが、デザインを真似したという批判を避けるのは難しかった。 後部に続く直線的なルーフラインとほぼ直角に落ちる後部は、まるでサイバートラックをそのまま取り入れたような形だ。テールランプは、サイドまで伸びるディテールを追加したものの、テールゲートを横切る細長い水平の形は同じだ。下部の太いクラッディングは、サイバートラックの角ばったデザインの代わりにアーチ形を選択した。 こんなに醜い車初めて見た 海外のインターネットユーザーも批判を浴びせる 一方、東風汽車集団のコンセプトカーは、アメリカ最大のオンラインコミュニティRedditにまで広がり、話題となった。アメリカのインターネットユーザーたちは、「中国はアメリカの研究とアイデアを全部盗んでいる」、「サイバートラックをコピーして、鋭角を丸く削ったようだ」、「真似したのにデザインがダサい」、「サイバートラックよりダサい車は作れないと思っていた」といった反応を示した。 韓国のインターネットユーザーたちも様々な反応を示した。あるユーザーは、「サイバートラックの角ばったデザインよりは整っている感じがする」と肯定的な意見を述べたが、それ以外のユーザーからは批判が相次いだ。「デザインがダサい」、 「あんな風に世に出しても韓国市場で売れるのに問題がある」、「サイバートラックのラインを変えただけ」、「あれはちょっとやりすぎだ」、「中国らしい」といった意見が見られた。
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ハイブリッド車、電気自動車を超える性能
前年比販売率40%増加電気自動車の輸出量を上回る人気のハイブリッドセダン3種は? ハイブリッド車が電気自動車の位置を取り替え、存在感を示している。24日、韓国自動車モビリティ産業協会によると、今年第1四半期のエコカー内需市場におけるハイブリッド車の販売率は、前年同期(80,063台)比39.6%増の111,766台を記録したという。 さらに、今年第1四半期には電気自動車、プラグインハイブリッド車、水素電気車の輸出すべて減少したが、ハイブリッド車の輸出のみ5.8%増加し、単独で成長を見せた。これにより、該当車種の輸出率が電気自動車の輸出量を上回ったといえる。一応、2024年に大人気を集めているハイブリッドセダン3種がある。 2024年型ヒュンダイ・ソナタハイブリッドヒュンダイのファミリールックが新たに装着 ヒュンダイの2024年型ソナタハイブリッドは、国内外を問わず注目を浴びているモデルだ。これまでのモデルは前面が「ナマズ」に似てるという意見が多かったが、2024年型は改善され、ヒュンダイのファミリールックであるシームレスホライゾンランプとスポーティな雰囲気にデザインが変わり、大きな人気を博した。 該当モデルは直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、195馬力を発揮できるという。また、内部のクラスターのサイズも既存の10.25インチからさらに大きくなり、12.3インチのタッチスクリーンカーブドディスプレイが搭載されている。ギアのセレクターをステアリングカラムに移動し、前のモデルよりも広い収納スペースとカップホルダースペースを作った。 2024年型キア K5 ハイブリッド3種類のトリムが提供される キアの 2024年型K5 ハイブリッドも、ヒュンダイのソナタに劣らず大人気のモデルだ。このモデルはプレステージ、ノーブレス、シグネチャーの3種類のトリムで提供しているが、最高仕様のモデルシグネチャーにはアンビエントライトはもちろん、メモリーシート、コンフォートシート機能まで搭載されているという。最も基本的なモデルであるプレステージトリムでも、12.3インチのディスプレイとスマートトランク、1列目の通風とヒーターシートを基本仕様として提供している。 ノーブレストリムからはパノラマカーブドディスプレイが新たに適用され、さたに、サラウンドビュー機能も搭載し、運転の便利さを誇る。2024年型K5 ハイブリッドには、152馬力を発揮する2.0リットルエンジンと永久磁石型モーターシステムが組み合わさり、合計出力195馬力を発揮するHEVシステムが搭載されていると言われる。 2024年型トヨタ・カムリハイブリッド上位トリムのフルデジタルディスプレイ トヨタの 2024年型カムリハイブリッドには、基本的にデュアルモーターハイブリッドパワートレインが搭載されている。前輪駆動モデルには2.5リットル4気筒エンジンと225馬力を発揮する2つの電気モーターを搭載し、四輪駆動モデルにはリアアクスルを駆動する第3のモーターが追加され、合計出力は232馬力に増加する。無段変速自動変速機は、両モデルに基本に装備されている。 該当モデルの広々とした内装は、前席と後席でゆったりと座ることができる余裕のある空間となり、ダッシュボードのデザインは、助手席からインフォテインメント・ディスプレイにまで大型トリムピースで強調されている。全べてのモデルにはデジタル化されたゲージディスプレイを提供し、上位トリムのXLE、XSEモデルには、より大きな12.3インチのフルデジタルディスプレイを提供するという。
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「一般家庭に供給する電力もないのに…」北朝鮮も夢見る電気自動車開発
北朝鮮の電気自動車開発脆弱な電力供給設備不気味なデザインが失笑を誘う 地球上で最も閉鎖された国、北朝鮮。彼らがなんと、電気自動車を公共交通手段として利用することに関心を示しているというのだ。首都である平壌でも夕方になると電気が中断される北朝鮮で電気自動車とは少し意外かもしれないが、 実際に北朝鮮は過去に観光用の小型電気自動車を公開したことがある。 韓国にある「北朝鮮産業技術研究所」は、北朝鮮が1975年から約50年間にわたり、リチウムイオンバッテリーをはじめとする様々な二次電池関連の研究を進めていると説明した。また、電気自動車の開発は一般市民のためのものではなく、平壌のような大都市での利用を目指したものだという。 電気自動車イコール蓄電池車?不気味なキャラクターのようにも… 北朝鮮は1980年代から遊覧船や石炭運搬車などの一部に二次電池を利用してきた。北朝鮮内では電気自動車を「蓄電池車」と呼び、金正恩政権以降、関連技術の開発に拍車をかけているという。北朝鮮が公開した観光用電気自動車の姿を見ると、まぶしい蛍光イエローが車体のカラーに適用されている。 フロントのヘッドライトはキャラクターの目のようになっており、その下は鼻と笑った口のようなデザインになっている。口を大きく開けて笑っているキャラクターのように見え、外見は少々不気味な印象だ。サイドミラーはカニの足を形どったように取り付けられている。側面には窓がなく完全に開放されているため、観光に最適化されており、シートは少々不便そうだが、独立した形で配置されている。 海辺を走る観光用電気自動車鯛とカニをイメージに採用 これらの観光用電気自動車は11人乗りと17人乗りに分かれており、銀色の17人乗りは鯛を、黄色の11人乗りはカニをイメージして作られた。観光用電気自動車が利用される元山市(ウォンサン市)が海辺であることから、このようなキャラクターデザインを採用したとみられている。北朝鮮は観光用電気自動車の完成のために死闘をくり広げたと宣伝したが、その後、実際に利用されたかどうかは確認されていない。 北朝鮮の電気自動車開発のために中国が関連技術を提供しているとの推測も出ている。北朝鮮では中国最大の電気自動車ブランドである「BYD」のモデルが展示されたことがある。平壌の通りで開催された「Madusan 電気自動車展示会」の様子が中国のWeiboに公開された際、BYDの電気自動車が展示された様子もキャッチされた。 電力設備が脆弱な北朝鮮電気自動車の開発がもつ意味とは 北朝鮮の住宅地は、昼夜を問わず電気が供給されないほど関連設備が脆弱だ。あらゆる場所で停電が頻発し、首都である平壌でも、度々電力供給に問題が生じるほどだ。農村地域では、夕食準備のための1時間だけ電気が供給されている。このような状況の中で北朝鮮は昨年、二次電池が搭載された二階建てバスを導入した。 平壌の万景台(マンギョンデ)から大成山(テソンサン)区間を運行したが、牽引力が低く、2階への乗車は不可能で実際の乗車可能人数は20人程度だという。一方、このニュースを聞いたネットユーザーたちは、「電気もないのに何で電気自動車を開発するのか」、「電気自動車の開発に使うお金で住民の福祉に気をつかえ」、「世界に見てもらいたいだけだ」、「ちゃんと走るのかどうか」、「爆発しなければいいが」など、様々な反応を見せた。
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「金正恩のベンツ愛」極東の独裁者たちが愛用する公用車とは
特殊設計された公用車独裁者の場合には?中露朝の公用車を比較 国を代表する首脳たち。彼らは、特別な社会的地位にあるため、特殊設計された公用車に乗る。これは独裁者も同様だ。公用車に関して彼らはより敏感になければならない。独裁者の場合、自身の威厳を非常に重視するのはもちろん、一種のプロパガンダ目的まで持っているからだ。 それでは、極東地域の独裁者として有名なロシアのプーチン、中国の習近平、北朝鮮の金正恩はそれぞれどんな公用車に乗っているのだろうか? 想像以上にユニークな公用車に乗っている彼ら。今回は、極東地域の3人の独裁者が乗っている公用車と、彼らがその車に乗る理由について説明していこう。 プーチンが乗る公用車開発費だけでなんと約200億円 プーチンはロシアの国産車「アウルス」を公用車として使用している。なんといっても国産ブランドの公用車に乗ることは最高のプロパガンダとなるからだ。プーチンはアウルスのモデルの中でも「セナート」という最高級ラインに乗っていることで知られている。その車両の開発にかかった費用だけでも、約200億円だというから驚きだ。 莫大な開発費が投じられただけあって、その性能は素晴らしい。防弾と防爆、化学兵器への耐性は基本で、車両が水に沈んでも搭乗者が無事に生き残ることができる安全性を備えているという。外観は、ロールスロイスのデザインに倣っている感が強い。後述もするが、この自動車は北朝鮮の金正恩にもプレゼントとして贈ったことがある。 習近平が乗る公用車中国のロールスロイス、紅旗L5 習近平もプーチンと同じ理由で、中国の国産ブランド「紅旗」の自動車を公用車として使用している。紅旗が公用車として使われてきた歴史は非常に長い。毛沢東の自力更生路線により設立された国産自動車ブランドとして、なんと、鄧小平、江沢民、胡錦濤を経て、現在の習近平まで紅旗が公用車として使用されているのだ。紅旗は中国語で「赤い旗」を意味し、中国共産党そのものを意味するといわれている。公用車として使用されているブランドだけに、当然ながら中国国内では最高級ブランドとして扱われているという。 現在、習近平は中国最高級ブランドのフラグシップモデル「紅旗L5」に乗っている。前の公用車であったCA770のデザインを継承した自動車で、12気筒エンジンを搭載し、中国国内では500万元(約1億円)で販売されている。当然ながら中国国内で最高価格の自動車だ。価格だけを見れば、ロールスロイスにも引けを取らないため、「中国のロールスロイス」とも呼ばれているという。 ベンツを愛する金正恩最近はロシア「アウルス」を愛用 北朝鮮の市民たちにとって、欧米をはじめとする西側製品の使用やメディアの視聴は困難だ。体制維持のために北朝鮮当局が禁止しており、発見された場合は厳しく罰せられる。しかし、皮肉なことに金正恩はAppleなどの西側製品を使用しているという。これは自動車も同様で、多くのブランドの中でも彼は特にベンツを愛用していることで有名だ。実際、これまでにメディアで捉えられた金正恩は、マイバッハSクラス、マイバッハGLSなどを公用車として使用している様子が見られてきた。 当然ながら、安全保障上、ドイツブランドのベンツの全ての製品は北朝鮮への輸出禁止品目である。そのため、金正恩は複数の国を経由して車両を密輸していると言われている。周囲の高位官僚たちにもベンツの自動車をプレゼントするなど、彼のベンツ愛は自身だけにとどまらない。最近では、ベンツだけではなくロシアのプーチンからプレゼントされたアウルスのセナートを使用している様子も見られている。
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