[Netflix新作] 1月23日公開
「女王陛下のお気に入り」ビハインド1部
エマ・ストーン、オリヴィア・コールマン、レイチェル・ワイズなど演技の名手が勢ぞろいしているという話題作「女王陛下のお気に入り」がNetflixで配信を開始した。
第91回アカデミー最高話題作
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当作品はアカデミー賞でなんと10部門にノミネートされ、「オリヴィア・コールマン」は主演女優賞を受賞した。「ブラックパンサー」が7部門にノミネートされ、「マーベル」が単なる派手なSFアクション映画ではないことを証明した年だった。
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一方、「LGBT」や「多様性映画」などのキーワードで分類される「女王陛下のお気に入り」の宣伝も注目を集めた年だった。
最も結婚したい女性1位
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当作品の主役の一人である「レイチェル・ワイズ」は、英国のアン女王(オリヴィア・コーマン)の最側近「サラ・チャーチル」を演じているという。女王との不適切な関係を悪用して権力を貪欲に求める不思議な魅力を持った役である。
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レイチェル・ワイズは長い間「最も結婚したい女性1位」と言われてきた。2010年男性誌エスクァイア英国版にて選ばれた結果であった。
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もう一つ興味深い点は、同じ時期の2008年に英国のレズビアンコミュニティが選んだ最もセクシーな女優でも1位を獲得したということだった。
作家主義映画に多く出演する女優だが、デビュー当初は「ハムナプトラ」シリーズで悪役に捕まっては悲鳴を上げるために存在している女主人公「エブリン」のような役を担うことが多かったという。
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もちろん、マーベルの「ブラック・ウィドウ」ソロ映画でメリーナ・ヴォストコフ役でヒーロー演技にも挑戦し、幅広い役が可能な女優といわれるようになった。
映画ファンに熱烈な支持を受けている「ヨルゴス・ランティモス」
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ギリシャ出身のヨルゴス・ランティモス監督に魅了された映画ファンは少なくないだろう。その中でもカンヌ国際映画祭審査員賞に輝いた「ロブスター」は、ユニークな想像力のブラックコメディ映画である。さらにニコール・キッドマン主演の「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」を通じて再びカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した。
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「女王陛下のお気に入り」は、前述のアカデミーでの宣伝以外にもヴェネツィア映画祭で「審査員大賞」を受賞した作品である。
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そして最新作「哀れなるものたち(2023)」を通じて、再びヴェネツィア映画祭で金獅子賞を受賞し、注目されているという。