女優キーラ・ナイトレイは、自身の娘が自身と同じくディスレクシア(読字障害)を抱えていることを告白した。
8月5日(現地時間)、ポッドキャスト番組『ルーシーズ・テーブル4』に夫と共に出演したナイトレイは、二人の娘のうちの一人がディスレクシアを抱えていることを明かした。
彼女は「私たちの娘の一人がディスレクシアを患っている。娘の記憶力は本当に驚くべきものだ」と語った。夫のジェームズ・ライトンも「娘は本をほとんど暗記するほどだ。本当に素晴らしい」と付け加えた。
ナイトレイ夫妻の間には現在、9歳の長女エディ・ナイトレイ・ライトンと4歳の次女デリラ・ナイトレイ・ライトンをもうけている。ナイトレイ夫妻は二人のうち誰にディスレクシアがあるかについては具体的に明かさなかった。
ナイトレイは6歳の頃、ディスレクシアと診断された経験があり、彼女が女優になる上で大きな役割を果たしたと語った。
彼女は「学校で『この子は全く読めません。彼女が望んでいることは何ですか?』と聞かれた。両親は『彼女は演技を望んでいます』と答えた」と振り返った。
キーラ・ナイトレイは、演技を始めたことが自身の学業成績を向上させる動機になったと述べた。彼女は「成績が上がれば演技を続けられた。それがまさに(飴と鞭の中で)飴だった」と笑いながら話した。
2022年4月、ナイトレイは海外メディア「ピープル(PEOPLE)」とのインタビューで、二人の娘がナイトレイの映画を全く見ないことを明かした。
長女エディは映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズから『プライドと偏見』まで、ナイトレイが出演した作品を一つも見ていないという。
ナイトレイは「エディは3歳の時に私が出演した『くるみ割り人形と秘密の王国』の撮影現場に訪れたことがあるが、今年その映画を見たいかと聞いたら『いいえ』と答えた」と伝えた。
彼女は「娘がテレビで私を見ることに全く興味がないのは、むしろ健康のためにも良いと思う」と付け加えた。
一方、ナイトレイは2013年に夫と結婚し、第一子を出産した後、「娘に対する母性が本当に驚くべきものだ。非常に本能的な愛だ」と語った。
そして、出産後には自身の体に対し敬意を持つようになり、「女性として自分の体を嫌うこともあるが、妊娠と出産を通じて体がどれほど素晴らしいのかを実感した」と明らかにした。
写真=映画『はじまりのうた』