フランスの名優アラン・ドロンさんが死去した。享年88歳だった。
8月18日(現地時間)フランス通信社(AFP)はアラン・ドロンが逝去したと遺族の発表を引用して報じた。2019年に脳卒中を患って以来、闘病を続けていたアラン・ドロンは健康悪化により亡くなった。
1935年生まれの彼は1957年に映画『女が事件にからむ時』でデビューし、『太陽がいっぱい』、『太陽はひとりぼっち』、『パリの灯は遠く』などに出演した。彼は世界最高の美男俳優として愛された。
アラン・ドロンは1991年にレジオンドヌール勲章、1995年にベルリン国際映画祭の金熊名誉賞、2012年にロカルノ国際映画祭の功労賞、2017年にトランシルバニア国際映画祭の功労賞、2019年には第72回カンヌ映画祭パルム・ドール・ドヌールを受賞した。