映画『ジェームズ・ボンド』シリーズで活躍した俳優ロリー・キニア(Rory Kinnear)が脱毛症の人々に向けて、自らの考えを述べた。
最近、ザ・ガーディアン紙によると、彼はハゲることがどれほど素晴らしいことなのかを、皆に知らせる使命を持っていると語った。
彼は「髪の毛がなく、顔が楕円形であることには全く問題がない。本当に感謝している」と述べた。そして「すべての人々は、年を取るにつれて髪が抜けるのを自然に受け入れるべきであり、同時に悟りの段階に入ることだ」と付け加えた。
40代後半の有名な俳優が一般的にそうであるように、インプラントをしたいとか、ウィッグを使いたいという誘惑に負けそうになったことがあるかという質問に、彼はこう答えた。
彼は「私はハゲの危機に瀕しているすべての人々を祝福する。一部の人々は空いた頭を埋めるべきだと言うが、どんな施術があるとしても、私の答えは常に『いいえ』だ」とし、「人々の外見に対する態度は非常に多様で複雑だが、私は皆がハゲの状態でも大丈夫だと思えるようになってほしい」と述べた。
彼はさらに、ハゲの唯一の欠点として、夏に頭皮が焼けないように帽子をかぶる必要があることを挙げた。
一方、ロリー・キニアは最近の『ジェームズ・ボンド』シリーズ第4作目でMの首席補佐官ビル・タナー役を演じた。この他にも『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』、『iBoy』、『MEN 同じ顔の男たち』、『Bank of Dave』など多数の作品に出演し活躍している。
写真= 映画『Bank of Dave』