ADORの代表職から解任されたミン・ヒジン元代表が反対の意志を固めた。
8月28日、韓国のテレビ局Channel Aは、ミン・ヒジン元代表は今回の解任案について「私も計画がある」と述べたと報じた。
ミン・ヒジン元代表は「私が勝つべきだと思う理由は、先例を作らなければこのようなことがまた起きるため」とし、「だから私も死ぬ気でやってみようと考えている」と反撃の意志を示した。
前日、ADORは理事会を開き、ミン・ヒジン元代表を解任した。新しい代表取締役には、柳韓キンバリーの人事部長やKRAFTONのHR本部長を務めていた、キム・ジュヨンADOR社内取締役が任命された。
ADORは、ミン・ヒジン元代表の社内取締役として、職はそのままとし、NewJeansのプロデュース業務も引き続き担当させると発表した。
このニュースが伝えられた後、ミン・ヒジン元代表側は「一方的な解任」として即座に反論に出た。8月24日、突然理事会の通知を受けたとし、「（契約解除は）ミン・ヒジン元代表の意思では全くない」と説明した。
これに対しADORは追加でコメントを発表し、「理事会は議案通知、投票処理まで、全て商法と定款が定めた手続きに従って適法に進められた。開催日程はミン・ヒジン元代表が延期を希望していた日程の中から決定された」と述べた。
この日午前、ミン・ヒジン元代表は公式コメントを通じて「今回の解任決定は、株主間契約と議決権行使禁止仮処分決定に正面から反する、違法な決定である」と指摘した。
ミン・ヒジン元代表は「自分の意思に反して解任されたものであり、自ら辞任したわけではない」とし、「そしてADORの理事会がプロデュース業務を担当させると一方的に通知しただけだ。まるでミン・ヒジン元代表が自らの意思で代表取締役を辞任し、プロデュース業務だけを担当することになったかのように、マスコミプレーをするのは多くの人々を欺くことである」と述べた。
写真= TVレポート