セーラームーンやNARUTOなど
人気アニメ作品で活躍した声優
篠原恵美が死去
アニメ『美少女戦士セーラームーン』や『NARUTO-ナルト-疾風伝』などで活躍した人気声優、篠原恵美が死去した。
10日の報道によると、篠原恵美が8日に闘病の末、亡くなったという。故人の病名については、本人の意向により公表されていないとされている。
遺族は「母の気持ちを汲んで、詳しい病名は伏せさせていただきますが、それでも病を感じさせないような気力と、いつも通りに振る舞う母の姿を側で見ていたからこそ、いまだに信じられない気持ちでいっぱいです」と伝えた。
さらに「母が演じてきたキャラクター、携わってきた作品は永遠に残ります。皆様が憶えていてくださる限り『篠原恵美』という役者は永遠に生き続けます」と述べた。
篠原の所属する81プロデュースは「弊社所属俳優 篠原恵美(本名 渡邉 恵美子)儀 令和6年9月8日 病気療養中のところ薬石効なく61歳にて永眠いたしました。ここに生前中の御厚誼を深謝し、謹んでお知らせ申し上げます」と伝えた。
篠原恵美は最近、自身のアカウントに「朝までずっと田中敦子ちゃんの夢見てた。途切れることなくずっと……」と投稿していた。この投稿が彼女の最後のものとなり、言及された田中敦子は日本の有名声優で、先月20日に死去している。
篠原恵美は『美少女戦士セーラームーン』で木野まこと役、『NARUTO-ナルト-疾風伝』でうずまきクシナ役、『ケロロ軍曹』でジェシカ・ハーピィ役、『名探偵コナン』で小坂夏美役など、数多くのアニメ作品で声優を務め、国内外で広く知られる存在だった。
写真=篠原恵美の公式X(旧ツイッター)