ポップスターのセレーナ・ゴメス(32歳)が悪質なコメントを投稿する人々に対し、強いメッセージを送った。
最近、セレーナ・ゴメスは「Women in Film」のイベントに参加した。彼女はこの日、自身の不妊問題とメンタルヘルスについて公表したことを振り返り、悪質なコメントに対して「消えろ」と厳しく伝えた。
セレーナは、「自分の弱さをさらけ出し、助けが必要な時に周囲に打ち明けることには大きな力があると信じている」と語った。そして、「それは恥ずかしいことではない。だから私は『子供を産むことができない』と公表した。『双極性障害がある』とも話した」と告白しつつ、「消えろ。それが私の人生だから」と、自身の信念を強調した。
9月9日、海外メディア「ヴァニティ・フェア」はセレーナ・ゴメスとのインタビューを報じた。その中で彼女は、自身が子供を産むことができない理由について語った。彼女は「残念ながら、私の人生と子供を危険にさらす多くの健康上の問題がある」と説明している。
また、セレーナは将来的に母親になることを期待していることも明かした。ただし、「自分が想像していた形とは異なるかもしれないが、代理母や養子縁組という素晴らしい選択肢があることは本当に恵まれたことだと思う」と述べ、養子縁組の可能性についても示唆した。
なお、セレーナ・ゴメスは2014年に全身性エリテマトーデス(ループス)の診断を受けており、これは主に妊娠可能年齢の女性に多く見られる自己免疫疾患だ。彼女は2017年に腎臓移植手術も受けている。
さらに、2020年には双極性障害の診断を受け、当時は非常に辛い時期を過ごし、危険な考えに囚われたことも告白している。このような困難を乗り越えてきた彼女を応援する声が、ますます広がっている。