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2024年11月21日木曜日
ホームエンタメ『釣りバカ日誌』シリーズやNHK大河ドラマなど数々の名作で愛された国民的俳優、76歳で死去

『釣りバカ日誌』シリーズやNHK大河ドラマなど数々の名作で愛された国民的俳優、76歳で死去

映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』など多くの映画やドラマで活躍した国民的俳優西田敏行さんが亡くなった。

10月17日の午後12時30分頃、西田さんは東京・世田谷区の自宅で倒れているのを発見されたが、その場で死亡が確認された。享年76歳だった。

西田さんは1993年に公開された山田洋次監督の映画『学校』で夜間中学校の教員を演じ、日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した。そして、映画『釣りバカ日誌』シリーズでは釣り好きの浜ちゃんを演じ、大きな人気を博した。

さらに、1990年放送のNHK大河ドラマ『翔ぶが如く』、『八代将軍吉宗』、『葵 徳川三代』で主演を務めるなど、日本の俳優界の伝説と呼ばれた。

この他にも、映画『ラブ&ピース』、『アウトレイジ ビヨンド』、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』や、WOWOWドラマ『フィクサー』シリーズ、TBS系ドラマ『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』、テレビ朝日系ドラマ『終りに見た街』などの作品に出演し、活躍した。

西田さんは歌手としても彼の温かい声で多くの愛を受け、特に「もしもピアノが弾けたなら」がヒットし、NHK紅白歌合戦にも出場した。彼は紅白歌合戦の4つの役割である司会、歌手、審査員、応援役をすべて経験した唯一の芸能人である。

警視庁によると、10月17日正午に、西田さんは自宅で倒れていたのが見つかり、死亡が確認されたという。

彼の訃報に、多くの同僚やファンが哀悼の意を表した。ドラマで共演した米倉涼子さんは「西田さんの突然の訃報に言葉を失った。とても悲しく、信じられない」とのコメントを発表した。

映画『学校』で共演した俳優の中江有里さんも「西田敏行先生は温かく、本当の先生のように接してくださった。まだ信じられない」と偲んだ。

写真=映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

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