Netflixドラマ『ブリジャートン家』で主役を務めた女優ニコラ・コクランが自身の体型に対する世間の評価について率直な心情を伝えた。
今月16日(現地時間)、海外メディア「ピープル」は、ニコラが『ブリジャートン家』シーズン3で公開されたヌードシーン以降、「プラスサイズのヒロイン」と呼ばれたことが侮辱的に感じたと報じた。
彼女は「私の外見について話すのは本当に退屈だ」と伝えた。ニコラは『ブリジャートン家』シーズン3の撮影が難しかったことを認め、自身の体型に集中した評価には気にしないと述べた。
彼女は海外メディア「タイム」とのインタビューで「私のヌードシーンを見て勇敢だと言わないでほしい。勇敢なことは何もなく、私の体を自慢したかっただけだ」と反撃した。続けて「私はただ普通の体型だ。しかしプラスサイズのヒロインとして見られている」と訴えた。
ニコラのヌードに関する話題は公開前から取り上げられていた。彼女は『ブリジャートン家』シーズン3を撮影した際、露出を恥じることはなかったという。
今年5月、彼女は「ヌードを中心にした特定のセリフや瞬間をドラマのシーンに入れてほしい」と要請した。ニコラは「カメラの前に全裸で演じるシーンがあるが、それは私のアイデアであり自ら選択したことであった」と堂々と語った。
そして「撮影後、その瞬間が美しいと感じ、80歳になってこの経験を振り返った時『どれほど熱かったのか』を思い出したい」と伝えた。
一方、ニコラは2004年にデビューした。端役を転々としていた彼女は、2018年にNetflixドラマ『デリー・ガールズ 〜アイルランド青春物語〜』シリーズに出演したことで顔が知られるようになり、『ブリジャートン家』シリーズのメインキャストとなった。
彼女は以前、リアリティ番組『メイド・イン・チェルシー』に端役で出演していた際、出演料が100ポンド(約1万9500円)に過ぎなかったことを公開し、悲しい過去を明かした。
その後『ブリジャートン家』シーズン3で主人公を務めることになったニコラは「数年前まで眼鏡店で働いていた。そんな私がロマンティックドラマの主人公を務めることになるなんて信じられない。自分がとても誇らしい」と述べた。