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2024年11月24日日曜日
ホームエンタメホラー漫画界の巨匠、楳図かずおさんが88歳で永眠…その偉業を振り返る

ホラー漫画界の巨匠、楳図かずおさんが88歳で永眠…その偉業を振り返る

ホラー漫画界の巨匠として知られる人気漫画家、梅図かずおが享年88歳で逝去した。

今月5日、Yahoo! JAPANによると、漫画界の巨匠でホラー漫画の第一人者として知られる日本三大ホラー漫画家の一人である梅図の訃報が伝えられた。

報道によると、彼は先月28日午後3時40分に逝去し、死因は胃がんだったとされる。今年7月、東京・吉祥寺の自宅で倒れているところが発見され、病院に搬送された後、胃がん末期と診断されたという。その後、手術は行わず、9月から都内の病院で緩和医療を受けていたと報じた。

葬儀は近親者により既に執り行われ、今後お別れの会が開かれる予定だと伝えられている。

1936年生まれの梅図は、1961年に脚本でホラー漫画という新しいジャンルを開拓した。1965年に漫画雑誌『少女フレンド』で連載した『ママがこわい』、『まだらの少女』などのエピソードで有名な『へび少女』シリーズでホラー漫画の先駆者となった。彼は日野日出志、諸星大二郎とともに日本三大ホラー漫画家と称された。

特に『おろち』、『こわい本』、『漂流教室』で大衆的人気を博した。そして、ホラー以外にギャグ漫画でも才能を発揮した。1974年連載の『まことちゃん』に登場する「グワシ!」というセリフとポーズは社会現象にまでなった。

梅図は明るいキャラクターで様々な番組に出演し人気を集め、アルバムをリリースして歌手としても活動するなど、マルチタレントとしても活躍した。

訃報を受け、ネットユーザーからは「偉大な漫画家が亡くなった」、「ご冥福をお祈りします」、「面白い先生だったのに…安らかに」、「ほとんどの作品を読んだ読者として非常に悲しい」などの声が寄せられている。

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