「ラテン系女優」レイチェル・ジグラー主演の映画『白雪姫』予告編が公開
4日、ディズニーは公式YouTubeチャンネルで、同名の童話とアニメを原作とした実写映画『白雪姫』のメイン予告編を公開した。
『白雪姫』は、王国を支配する女王にすべてを奪われた民を救うため、勇気を持って立ち上がる白雪姫の物語を描いている。長年にわたり子どもから大人まで愛されてきた作品であるだけに、ディズニーは神秘的で魅力的な演出に特に力を入れたようだ。
「原作破壊」vs「魅力的」で意見が二分
予告編では、女王と白雪姫の対立が描かれている。女王は自身の欲望を満たすために手段を選ばず、王国を変貌させてしまう。一方、白雪姫は魔法の森へ逃げ込み、そこで七人のドワーフと出会う。束の間の平和を楽しむ白雪姫だが、民の苦しみを知り、王国奪還を目指して旅立つ姿に期待が高まる。
映像の最後には、最も有名なシーンである白雪姫が魔女からリンゴを受け取る場面も短く映し出された。予告編の公開後、ネットユーザーの反応は賛否両論に分かれた。
期待の声が多い一方で、原作の白い肌、赤い唇、黒髪の白雪姫とは異なる描写に失望を示す声も上がった。
コメント欄には「十分魅力的」、「予想以上に似合っていて驚いた」、「歌唱力も素晴らしく、ボブヘアと衣装が完璧」といった称賛の声が多く寄せられた。
一方で、「私が知っている白雪姫はどこへ行ったのか」、「『白雪』の意味を理解していないのでは」、「明らかな原作破壊だ」、「違和感が拭えない」といった批判的な意見も見られた。
映画『白雪姫』は2025年3月に公開予定だ。