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2024年12月11日水曜日
ホームエンタメ「20代は心閉ざし、40代は誰とでも友達に」芥川賞作家・金原ひとみ、離婚を経て人生の転機を語る衝撃インタビュー

「20代は心閉ざし、40代は誰とでも友達に」芥川賞作家・金原ひとみ、離婚を経て人生の転機を語る衝撃インタビュー

引用:ポッドキャスト『バービーとおしんり研究所』の公式X
引用:ポッドキャスト『バービーとおしんり研究所』の公式X

日本の作家、金原ひとみ(41歳)が今月9日に放送されたNHK朝の番組『あさイチ』に出演し、最近離婚したことを初めて公表した。

この日の放送では「老化の始まり」というテーマを取り上げ、金原は自身の最新作となる小説『ナチュラルボーンチキン』に込めた感情や経験について語った。

20歳で小説『蛇にピアス』で芥川龍之介賞を受賞し文壇に登場した彼女は、若い頃の自分を「何にでも食らいつくような人間」と表現していた。「20代の頃は『こんな人とは絶対に仲良くなれない』と心を閉ざし、周囲との距離を置きたがっていた」と振り返った。しかし30代に入ると徐々に他人を受け入れて頼れるようになり、「40代になった今では誰とでも友達になれると思えるほど心が開かれた」と語った。

40代に突入した今、人生で感じる新たな変化と限界を率直に明かした。「生活が固定化し、刺激も減り、新しい出会いも少なくなっている」とし、「自分で可能性を見限っているのを実感している」と述べた。しかし、これを否定的には受け入れず、「人生の転機かもしれない」と前向きな姿勢を示した。

そんな中、彼女は笑顔で「でも私、最近離婚した」と突然告白し、「そしたらすごい目の前がパーッと開けて、視界がクリアみたいな。4Kの世界に来たような」と心境を明かした。さらに「40代から50代にかけては、何かを試すなら今がチャンスだと思う」と付け加えた。

最後に老化について「死を除くすべてのことは成長の一部だ」と強調した。「単に生産性や合理性だけを追い求めるのではなく、何も生み出さなくても、ただ生きて死んでいくことも良いと思う」と述べ、「とにかく前に進み続けているということ」と締めくくった。

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