今月6日に開催される第82回ゴールデングローブ賞の授賞式で、日本の17世紀を舞台にした時代劇と韓国の社会的現実及び伝統ゲームを題材にした現代劇が、テレビドラマ部門で作品賞(ドラマシリーズ)を競う。
昨年9月の「プライムタイム・エミー賞」の授賞式にて18冠を達成した、日本を舞台としたアメリカドラマ『SHOGUN 将軍』と、昨年12月26日に初公開されたNetflixオリジナルシリーズの韓国ドラマ『イカゲーム』シーズン2がその主役である。
この2つの作品は、この日の午前10時(日本時間)にアメリカ・ロサンゼルスのザ・ビバリー・ヒルトンで開催される第82回ゴールデングローブ賞の授賞式で、Netflixの『ザ・ディプロマット』、Apple TV+の『窓際のスパイ』、Prime Videoの『Mr.&Mrs.スミス』、Peacockの『ジャッカルの日』などの作品と競合する。
ゴールデングローブ賞授賞式は、放送企画・制作会社Dick Clark Productionsが主催する映画・テレビの授賞式である。『イカゲーム』シーズン2は、今回ノミネート作品の中で唯一、正式公開の前にノミネートされた作品である。
『SHOGUN 将軍』は、日本の17世紀の政治的な抗争を描いたアメリカドラマだ。第76回プライムタイム・エミー賞の授賞式では、ドラマシリーズ作品賞と監督賞、主演男優賞(真田広之)、主演女優賞(アンナ・サワイ)など18部門で受賞を果たした。真田は、『イカゲーム』シリーズの主演俳優イ・ジョンジェに続き、アジア系俳優としては史上2人目にこの賞を獲得した。また、日本人俳優としても初めてエミー賞の主演賞を手にしたこととなった。