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2025年01月21日火曜日
ホームエンタメザ・ビートルズの生ける伝説、リンゴ・スターが85歳にして新しいカントリーアルバム『Look Up』をリリース!

ザ・ビートルズの生ける伝説、リンゴ・スターが85歳にして新しいカントリーアルバム『Look Up』をリリース!

「ザ・ビートルズ」の歴史は現在も続いている。

今月16日(現地時間)、海外メディア「ピープル」は、ザ・ビートルズのドラマーで音楽界の生ける伝説、リンゴ・スター(85歳)がアメリカ・ナッシュビルで行われた公演で新作カントリー・ミュージックのアルバム『Look Up』を公開したと報じた。

今回の公演はリンゴ・スターの音楽的な歴史を祝う場となり、彼の生涯にわたるカントリー音楽への愛情を示すとともに、ザ・ビートルズ時代から現在に至る彼の音楽人生を称える祭典となった。

リンゴ・スターは新作カントリーアルバム『Look Up』の制作背景を明かした。昨年末、ロサンゼルスのイベントで音楽家のT・ボーン・バーネットと偶然出会い、ポップ・ロック・プロジェクト用の曲を依頼したところ、バーネットから1950年代風の美しいカントリー曲が送られてきたことでアルバム制作が始まったという。

「その曲を聴いた瞬間、アルバムを作らなければと思った。当初は計画していなかったが、偶然始まったことがこんなに素晴らしい結果になった」とリンゴ・スターは語った。その後、バーネットは数週間で9曲のカントリー曲を追加で完成させ、アルバム制作が本格化した。

幼少期からハンク・ウィリアムズ、キティ・ウェルズ、ハンク・スノウなどの伝説的アーティストの音楽を聴いて成長したというリンゴ・スターは、カントリー音楽と深い縁を持っている。ザ・ビートルズ時代には「アクト・ナチュラリー」などのカントリーカバー曲を通じてジャンルへの愛着を示し、グループ解散後の初ソロアルバムとしても、カントリーアルバム『カントリー・アルバム(Beaucoups of Blues)』をナッシュビルにてわずか3日間で録音しリリースした。

公演最終日、カントリー音楽の伝説エミルー・ハリスがリンゴ・スターにグランド・オール・オプリへの出演を提案し、感動的な瞬間を迎えた。彼は2月21日、グランド・オール・オプリ100周年記念公演の一環として特別なステージに立つ予定だ。

リンゴ・スターと彼が率いるオールスターバンドは、6月10日からアメリカ全国を巡る10回公演のツアーを開始する。85歳とは思えない情熱的な彼の活動は、今なお多くの人々に刺激を与え続けている。

写真=リンゴ・スター、YouTubeチャンネル「Ringo Starr」

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