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2025年03月06日木曜日
ホームエンタメ「顔が腫れ上がり、手足はミイラ化」深まる謎と不可解な状況…ハリウッドの名優ジーン・ハックマンと妻の死の真相とは?

「顔が腫れ上がり、手足はミイラ化」深まる謎と不可解な状況…ハリウッドの名優ジーン・ハックマンと妻の死の真相とは?

アメリカの自宅で遺体で発見されたハリウッドの名優ジーン・ハックマン氏(95歳)と妻ベッツィ・アラカワ氏(63歳)の死をめぐる謎が深まっている。

2月27日(現地時間)、海外メディア「ガーディアン」はアメリカ・ニューメキシコ州サンタフェにあるハックマン宅の捜索令状に関する内容について報じた。捜索令状によると、ハックマン夫妻は死後かなりの時間が経過してから発見されたと推定される。

暖房器具の近くの浴室床で発見されたアラカワ氏の遺体は、顔が腫れ上がり、手足がミイラ化しており、死因に疑問が持たれている。彼女の傍らのカウンターからは処方薬の瓶が見つかり、その周辺には錠剤が散乱していたという。

ハックマン氏の遺体は出入り口付近で発見され、灰色のズボンと長袖シャツなどの外出着姿で、近くにサングラスと杖があったことから、突然倒れた可能性も指摘されている。

遺体発見後、夫妻が一酸化炭素中毒で死亡した可能性が浮上したが、保安官らが地域のガス供給業者と共に現場を調査した結果、ガス漏れは確認されなかった。しかし、暴行や外部侵入の形跡も見つからず、事件は迷宮入りの様相を呈している。

アラカワ氏の遺体から約3メートル離れた浴室の壁収納内で夫妻が飼っていた犬の遺体が発見されたことも不可解な点だ。捜索令状には「徹底的な捜索と調査が必要なほど疑わしい」との結論が記されていると伝えられている。

海外メディア「ニューヨーク・タイムズ」の報道によると、現場で遺書は発見されておらず、地元保安官事務所は検視が完了するまで死因を公表しない方針だという。

ハックマン氏は1971年の映画『フレンチ・コネクション』と1992年の『許されざる者』でそれぞれアカデミー主演男優賞と助演男優賞を受賞した著名俳優だ。

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