レッドベルベット、魅惑的な声の調和

レッドベルベット(Red Velvet)が正規3集「Chill Kill」(チル・キル)を通じて独歩的なボーカルを披露する。

今回のアルバムに収録された「Underwater」(アンダーウォーター)は、重厚でグルーヴィーなベースと夢幻的なシンセサウンドをベースに進行するスローテンポのR&B曲で、一つの声のように調和するRed Velvetのボーカルハーモニーが優しく加わって曲の幻想的な雰囲気を完成させ、自分だけが与えることができる無限の愛を遠く深い水の中に例えた歌詞が印象的だ。

もう一つの新曲「Wings」(ウィングス)は、暖かく爽やかなピアノとベル、シンセサウンドにジャズ要素が加わり、グルーヴィーな感性が感じられるアップテンポのR&B曲で、人生に向き合う姿勢を蝶の誕生と飛行に例えて表現した歌詞と甘美なボーカルが調和し、希望と応援のメッセージを伝えている。

「風景画 (Scenery)」は、軽快なギターの旋律と優しいボーカルが心地よさを与えるアコースティックバラード曲で、長い間積み重ねてきた私たちの大切な思い出を四季を描いた風景画のようにいつでも取り出して描いてみて、これからの一日一日を一緒に埋めていこうという話を淡々と描いた。

去る6日0時、YouTube SMTOWNチャンネルなどには、さまざまな悪夢に陥ったレッドベットの姿を緊張感あふれるストーリーと強烈なミジャンセンで盛り込んだ「Chill Kill」の予告編が公開された。一瞬たりとも目が離せない不気味な雰囲気で、来る13日に公開されるミュージックビデオに対する関心をさらに増幅させた。

レッドベルベット正規3集「Chill Kill」は11月13日午後6時、各種音楽サイトで全曲音源が公開され、同日、アルバムも発売される。

キム・ジウォン　テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr