映画『ハリー・ポッター』シリーズのスプラウト先生役で知られる女優ミリアム・マーゴリーズが、ファンたちに心からのアドバイスをした。
最近、彼女はオーストラリアのメディア「ABCニュース」とインタビューを行なった。この日、成人になった『ハリー・ポッター』シリーズのファンに対し「成長してほしい」と意味深いアドバイスを告げた。
ミリアム・マーゴリーズは「『ハリー・ポッター』シリーズは子供に向けた映画だ」とし、「心に染み付いた考えや態度に変化があることに気づいたら、それらを手放す時が来たのだ」と説明した。
彼女自身も『ハリー・ポッター』シリーズは素晴らしい作品だと考えており「出演したことを誇りに思っている」と語ったが、彼女は「もう25年前の作品だ。大人になるための一歩を踏み出してほしい」と付け加えた。
この発言は『ハリー・ポッター』シリーズに深い情熱を持っているファンたちに向けたメッセージと思われる。
『ハリー・ポッター』シリーズの第1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』は2001年に公開された。『ハリー・ポッター』シリーズは、主人公のハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)が魔法使いの世界で大きな脅威に立ち向かう物語を描いた映画である。2011年の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』まで、シリーズの各作品が爆発的な成功と人気を博した。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は、2011年に劇場公開されていたにもかかわらず、昨年までワーナー・ブラザース映画の中で最も興行収入が高かった作品で、約13億4235万ドル(約1,948億円)に達した。しかし、映画『バービー』が新記録を達成し、2位に後退した。『バービー』の世界興行収入は約14億4500万ドル(約2,120億円)である。
ミリアム・マーゴリーズはファンたちに『ハリー・ポッター』シリーズから離れて成長した大人になるようアドバイスしたが、今でもシリーズに思い入れを抱いているファンは多い。
一方、ワーナー・ブラザーズのCEOは去る23日、『ハリー・ポッター』のテレビシリーズを2026年に公開することを目標にしていると明らかし、小説や映画と同様に、計7シーズンで制作する予定だと発表した。