最近のハリウッドでは、2002年から2007年に制作された『スパイダーマン』3部作の続編となる『スパイダーマン4』で俳優トビー・マグワイア(48歳)が戻ってくるのではないかと噂が広まっている。そんな中、シリーズの監督を務めたサム・ライミ(64歳)がその件について口を開き、関心が集まっている。
2日(現地時間)あるメディアが行ったサム・ライミとのインタビューによると、サム・ライミはトビー・マグワイアの『スパイダーマン4』について、「まだ実際に作業が始まってはいない」と述べている。
トビー・マグワイアの出演可能性について、サム・ライミは「トビーと直接話したことはない。しかし、マーベルやコロンビア・ピクチャーズから話が出た可能性もある」と説明した。彼は自身がマーベル映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年)の監督を務めたことにも触れ、マーベル関係者とも良好な関係にあると話した。彼は「もし、トビーの『スパイダーマン4』が制作中だということであれば、当然関係者からそのニュースを聞くことになるだろう」とし、「現時点ではまだわからない」とわずかながら可能性を残した。
以前、サム・ライミはトビー・マグワイアの『スパイダーマン』3部作の続編は適切なタイミングで公開されるだろうと述べ、映画ファンを喜ばせたことがある。
今回のインタビューで、サム・ライミは、俳優トム・ホランド(27歳)主演のマーベル・スタジオ制作の『スパイダーマン』シリーズは非常に成功したと称賛し、『スパイダーマン』に関連するすべての作品が好きだとも付け加えた。サム・ライミは2021年に公開された映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』も非常に気に入っており、「(スクリーンの中で)トビー・マグワイアが演じるスパイダーマンに再会できたことがとても強烈だった」と喜びを表現した。
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、久しぶりにスパイダーマンを演じるトビー・マグワイアを見ることができた。彼は劇中で、映画『アメイジング・スパイダーマン』シリーズでスパイダーマンを演じたアンドリュー・ガーフィールド扮するピーター3とともに、トム・ホランド演じるピーター1を助けるため、ピーター2として登場した。
「スパイダーマン」役を演じた3人が一堂に会した映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は大絶賛を受けた。全世界で19億USドル(約2兆8,800億円)以上の興行収入を記録し、日本でも公開後初の週末観客動員数で1位となった。
映画ファンの間ではトビー・マグワイアの『スパイダーマン』3部作の続編制作に期待が高まっている。