パン・シヒョク議長が率いる「HYBE」がエンターテイメント企業として初めて韓国内で「大企業集団(大規模企業集団)」に指定された。
「大企業集団」に指定されると資本の集中や市場の独占を防ぐため、各種の規制や公示義務が強化される。
15日、公正取引委員会が発表した「2024年大企業集団指定現況」で、HYBEは総資産5兆ウォン(約5,700億円)以上の大企業集団に指定された。
今回、公正取引委員会は昨年末時点での資産総額をもとに前年より6グループ多い88グループを大企業集団に指定した。
これにより、HYBEは国内エンターテイメント企業として初めて大企業集団に指定された。
昨年末の時点でのHYBEの総資産は5兆2500億ウォン(約6,000億円)にのぼると報じられている。HYBEが大企業集団になったことで、HYBEの最大株主であり創業者であるパン・シヒョク会長は大企業の総帥となった。パン・シヒョク会長はHYBEの株式31.8%を保有している。
公正取引委員会は、「K-POPのグローバル化に伴うアルバム、公演、コンテンツなどの収益増加によりエンターテイメント業界全体が成長した。BTS等が世界中で注目を浴びていることが今回の結果に影響を与えた」と話した。
一方、HYBEは、2005年にBig Hit Entertainmentとして設立され、BTSの大ヒットとともにグローバルエンターテイメント企業になった。現在はSOURCE MUSIC、PLEDISエンターテインメント、KOZエンターテインメント等を傘下レーベルに抱え、BTS以外にもZICO、SEVENTEEN、LE SSERAFIM、ILLIT等が各レーベルに所属している。
写真=TVREPORT DB