ハリウッド俳優クリス・プラットのスタントダブルを務めた、トニー・マクファーが47歳の若さで亡くなった。
16日(現地時間)、クリス・プラットは自身のSNSのストーリー(24時間限定で閲覧可能な機能)を通じて、トニー・マクファーが亡くなったことを伝えた。
彼は「私の友人であり、スタントダブルを務めてくれたトニー・マクファーが亡くなったと聞き、大きな衝撃を受けている」と話した。そして、「私たちはいくつもの映画を一緒に撮影した。ゴルフをしたり、ウイスキーを飲んだりして、撮影現場でも果てしなく一緒に過ごした」とトニー・マクファーとの思い出を振り返った。
クリス・プラットは、「常に紳士的でプロフェッショナルな人だった。彼がいなくなり大変寂しくなる。彼の友人や家族、特に彼の娘のために祈っている」と哀悼した。
投稿にはクリス・プラットとトニー・マクファーが撮影現場で撮った2ショットを添え、つらい心情を伝えた。
16日(現地時間)、アメリカメディア「TMZ」は、トニー・マクファーの母親が語った内容として、彼がアメリカ・オーランド郊外の自宅で亡くなったと報じ、正確な死因についてはまだ明らかになっていないという。母親も予期しない息子の死にショックを受けていると気丈に話していたという。
トニー・マクファーはドラマ『BONES』でスタントマンデビューを飾った後、映画『ロック・オブ・エイジズ』(2012年)や『ロストサンクチュアリ』(2013年)、『猿の惑星: 新世紀』(2014年)といった作品でキャリアを積んだ後、『ジュラシック・ワールド』で主演クリス・プラットのスタントダブルに抜擢された。
特に、クリス・プラットはトニー・マクファーと長い時間を過ごし、ともに深い絆を結んだ。『ジュラシック・ワールド』から始まり、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』まで、クリス・プラットのスタントダブルを務めてきた。
写真=クリス・プラット、トニー・マクファー SNSアカウント