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「飲酒をしないから脂肪肝にかからない」という勘違い、「沈黙の臓器」の異常は定期的な健康診断がキーポイント

韓国で脂肪肝の患者数は毎年増加の傾向にあり、成人3人中1人がかかっているほど非常に一般的な病気だ。しかし、脂肪肝が一般的だからといって軽視してはならない。

脂肪肝を放置すると、より大きな病気に繋がる可能性があり、単純性脂肪肝が悪化すると脂肪肝炎、さらに進行すると肝硬変、最悪の場合は肝がんに至る可能性が高まる。

また、脂肪肝は通常、糖尿病、肥満、高血圧などの代謝疾患を伴う場合が多いため、最近では「非アルコール性脂肪肝炎」という言葉の代わりに「代謝異常関連脂肪肝」という概念が新たに導入された。

しかし、「沈黙の臓器」というニックネームを持つ肝臓の異常は、症状だけではわかりにくい。したがって、定期的な管理と健康診断が重要である。

静かに体を蝕む脂肪肝で留まるか、肝硬変、肝がんに進行するかは私たちの手に委ねられている。

引用=EBS

数年にわたり約22ポンド(約10㎏)を減量した50代女性患者は、減量の理由として「脂肪肝」を挙げた。彼女は、お酒を飲まないにもかかわらず、久しぶりに訪れた病院で「単純性脂肪肝」を診断されたと伝えた。

幸いにも、体重減少の効果により、肝臓の脂肪がついている程度がそれほど深刻ではなく、肝臓の弾性も正常値で良好な検査結果だったのだが、肝臓によくない行為をしていなかったのにもかかわらず、単純性脂肪肝にかかったということに驚いたという。

お酒が肝臓に良くないということは広く知られているが、お酒が脂肪肝の原因とは断言できない。脂肪肝をさらに悪化させることはありえるが、酒自体が脂肪肝の原因となるケースは稀である。

糖尿病治療のために病院を訪れると、肝臓の数値が高いことがわかった30代男性患者は、血液検査を通じて肝臓の数値が高いことがわかり、脂肪肝に加えて脂肪肝炎の可能性が高いことが判明した。

肝臓が沈黙の臓器と呼ばれるのは、肝臓に神経細胞がなく、痛覚がないためだ。そのため、肝臓の疾患を持つ多くの患者が思いもよらない偶然なことがきっかけで自分の病気に気付くことが多い。上記の30代患者のように、血液検査結果で肝臓の数値異常が見つかり、脂肪肝や脂肪肝炎を発見するケースも同様だ。

ガソリンスタンドで転んで肋骨が痛くなり、検査を受けて肝がんを発見した70代男性患者は、数十年前から糖尿病の管理をし、定期的に検診を受けていたが、肝がんになるまで発見することができなかった。彼は肝がんが判明した後、脂肪肝と肝硬変であることを知った。

引用=EBS

脂肪肝患者の20%が脂肪肝炎に進行する。しかし、脂肪肝炎患者が肝硬変や肝がんに進行する可能性がはるかに高いため、脂肪肝が肝がんの種になりえると言える。

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