アニメ『名探偵コナン』の劇場版最新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が、7月17日に韓国でも公開されることが決定した。
第27作となる『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』は、昨年4月に日本で公開された第26作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』が記録した興行収入、約138億円8,000万円を超え、劇場版シリーズの歴代最高興行記録を更新中の作品だ。韓国でも日本での勢いそのままヒット映画となるか注目が集まっている。
『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』には、西の名探偵・服部平次とコナンのライバルである怪盗キッドが登場する。本来、ビッグジュエルと呼ばれる宝石しか狙わないはずの怪盗キッドから、北海道の函館に保管されている、新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀「星稜刀」を狙うという予告状が届き、コナンと平次が星稜刀に纏わる真実を解き明かしながら、キッドとのお宝争奪バトルを繰り広げる内容だ。
『名探偵コナン』は1994年に『週刊少年サンデー』で連載を開始し、1996年からテレビアニメの放送が始まった。黒ずくめの組織に謎の薬を飲まされ小学生の姿となった天才高校生探偵の工藤新一が「江戸川コナン」として、組織を追いながら数々の事件を解決していく推理ものである。
これまで単行本は105巻が発売され、アニメやドラマ化、ノベライズ、ゲームなどのメディアミックスを通じて、日本はもちろん韓国をはじめとする世界中に多くのファンを持ち、原作単行本の累計発行部数は全世界で2億7,000万部以上を記録している。
映画は上映されるたびに興行成績をの最高記録を更新し、『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の累計観客動員数は1,040万人を突破、興行収入は149億円に迫るなど、大ヒットを続けている。
配給会社「東宝」によると、最新作はシリーズ初の観客動員数1,000万人を達成したうえ、アニメ映画シリーズの興行収入が2作連続で100億円を突破するのは、邦画史上初の快挙だという。