世界中で多くの愛を受けた映画『ライオン・キング』が続編で帰ってくる。
映画『ライオン・キング:ムファサ』が今年公開される予定だ。映画『ライオン・キング』(2019)の続編で、主人公シンバの父であり、偉大な王と称されたムファサの過去を描いている。この映画は、1994年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのクラシックアニメ映画『ライオン・キング』の公開30周年を記念して制作されたという。
2019年に公開された映画『ライオン・キング』は、ディズニーの実写映画の興行成績1位、世界の歴代興行成績9位を記録した作品だ。そのため、映画『ライオン・キング:ムファサ』も高い人気を得ると予想される。
映画は、両親を失った赤ちゃんライオンから「プライドランド」の伝説の王
となるムファサの話を描く。そして、原作の話を知っている人なら、ムファサと敵対関係を形成したスカーとの関係や、ムファサの性格とプライドランドについてより深く考えることができる。
『ライオン・キング:ムファサ』の監督は、映画『ムーンライト』(2017)や『aftersun/アフターサン』(2022)などの有名な映画を制作したバリー・ジェンキンスが務める。ジェンキンス監督は2022年、ディズニーの「D23 EXPO」で、「この映画はムファサの家族と友人の話だ。この作品の内容に深く共感し、『本当に美しい話だ』と思った」と語った。
この映画には多くのスターが出演する。ドナルド・グローヴァー、セス・ローゲン、 ビリー・アイクナー、ジョン・カニ、ビヨンセがそれぞれシンバ、プンバァ、ティモン、ラフィキ、ナラの役を担当した。また、ビヨンセの娘であるブルー・アイビー・カーターも出演し、家族の絆を強調した。12歳の少女であるブルー・アイビー・カーターは最近、母親であるビヨンセの「ルネッサンス・ワールド・ツアー」にバックダンサーとして参加し、話題となった。そして、彼女はグラミー賞を受賞したミュージックビデオ「Brown Skin Girl」にも出演し、才能を発揮した。
『ライオン・キング:ムファサ』では、多くの賞を受賞したリン=マニュエル・ミランダが音楽を担当する。彼は、「映画『ライオン・キング』には偉大な作曲家たちの音楽的な遺産があり、自分がその一部になったことを誇りに思う。ムファサの話を生々しく伝えるためにジェンキンス監督と一緒に働くのは楽しかったし、観客がこの作品を映画館で見ることができるのを期待している」と語った。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオは今年の4月、映画『ライオン・キング:ムファサ』の予告編を初公開した。本編で展開される多くのアクションと冒険を覗くことができ、期待感が高まった。
写真= 映画『ライオン・キング:ムファサ』の公式予告編