パリオリンピック閉会式はトム・クルーズの華麗なスタントで締めくくられる
映画『ミッション・インポッシブル』シリーズなどで知られるハリウッド俳優のトム・クルーズがパリオリンピックの閉会式で壮大なスタントを披露する計画があることが判明し、話題になっている。
アメリカのエンタメ情報サイト「TMZ」は「トム・クルーズは次回の2028年大会の開催地であるロサンゼルスに五輪旗を引き継ぐための映像に出演する予定がある」と報じた。
そして、この演出はなんとトム・クルーズ自ら国際オリンピック委員会に提案したものだという。
2004年アテネ大会でも聖火リレーのランナーを務めるなど、トム・クルーズはこれまでにもオリンピックを盛り上げるのに一役買ってきた。
パリからロサンゼルスの橋渡し役となるスタントシーンはすでに3月に撮影済
トム・クルーズは閉会式が行われるパリ最大のスタジアム「スタッド・ド・フランス」の頂上から飛び降り、着地後に画面は事前に収録された映像に切り替わる。冒頭の2分間、彼は飛行機でロサンゼルスに移動し、スカイダイビングをしながらロサンゼルスの名所・ハリウッドサインに降りてくる様子が収められているという。
そして、トム・クルーズがロサンゼルス市内を周回しながら、自転車選手やバレーボール選手、スケートボーダーなどのオリンピック選手に五輪旗を手渡していく演出になっているようだ。
スタントシーンは既に3月に撮影が行われていた。トム・クルーズがハリウッドサインに着陸する姿が撮影された写真が当時も公開されたが、まさかオリンピックに関連したものとは誰も想像していたなかった。
過去に撮影されたパパラッチ映像では、トム・クルーズが選手に五輪旗を渡す姿も捉えられていた。
パリオリンピックの閉会式は11日に予定されている。