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2024年12月23日月曜日
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「重要なのは物語だ」『ロード・オブ・ザ・リング』出演の有名俳優が語る、ハリウッド映画に参加しない理由とは

映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのスター、ヴィゴ・モーテンセンが、ハリウッド映画についての自身の考えを明かした。

最近、ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)とのインタビューでモーテンセンは、「映画『ロード・オブ・ザ・リング』の三部作以降、なぜ他のハリウッド映画に出演しなかったのか」という質問に対し、率直な意見を述べた。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』は、2001年から2003年の間に公開されたピーター・ジャクソン監督の傑作だ。この三部作の映画で、モーテンセンは「アラゴン」役を演じ、素晴らしい演技を見せた。彼はこの映画の後、別のハリウッドのフランチャイズ映画には出演していないが、その理由について彼は次のように述べた。

ヴィゴ・モーテンセンは「私は特定のジャンルや予算規模を基に作品を選んでいない。ただ興味深い物語を探しているだけだ」と述べ、「ジャンルや予算、誰が制作するかは私にとって重要な問題ではない。誰が監督するかで出演をすぐに承諾することもない。重要なのは物語だ。その物語のキャラクターが私に適していのか、それがまず最初に見ることだ」との意見を述べた。

彼は「それはフランチャイズ映画にも当てはまる」と付け加え、「誰かが三部作や九部作の映画を持ってきて、私が素晴らしいキャラクターを演じるのに適していると言い、自分がそのキャラクターを演じたいと思い、貢献できることがあれば、出演する。反対する理由などはない。ただ、通常はそうではない。大半の物語やキャラクターはうまく書かれていない。予測可能な物語がほとんどだ」と語った。フランチャイズ映画に対する反感はないが、ハリウッドの映画の物語が彼の関心を引くほどうまく書かれていないということだ。

現在、映画『ロード・オブ・ザ・リング』で「ゴラム」役を演じた俳優アンディ・サーキスが監督を務める『ロード・オブ・ザ・リング/ゴラムを探して(日本公開作品名は未定)』の映画が2026年の公開を目指して製作中だ。ここに元『ロード・オブ・ザ・リング』の監督であったピーター・ジャクソンがプロデューサーとして参加する。

これについてヴィゴ・モーテンセンは、「再び『アラゴン』役を演じることに反対はしないが、物語が合理的でなければならない」と述べた。彼は「私はそのキャラクター(アラゴン役)を演じるのが好きだ。そのキャラクターを演じて多くのことを学んだ。本当に楽しかったし、現在の私の年齢でもそのキャラクターに適しているのであれば、演じることができるだろう」と述べた。

一方、映画『ロード・オブ・ザ・リング』は全三部作で構成された大叙事詩を描いている。悪の主サウロンの絶対的な指輪を破壊するために立ち上がったホビットのフロドとその友人たち、エルフのレゴラス、人間の戦士アラゴルン、ボロミア、ドワーフのギムリ、魔法使いガンダルフからなる指輪の旅団の冒険物語だ。

写真=映画『ロード・オブ・ザ・リング』、 映画『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』

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