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2024年12月22日日曜日
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ノルウェーの王女が「死から蘇った」と主張する霊媒師との結婚を発表、ウイスキー販売が論争に…

引用=聯合ニュース

ノルウェーのマッタ・ルイーセ(52)王女とアメリカの有名霊媒師デュレク・ベレット(49)が数年間の交際を経て、来月結婚することを発表した。

現地時間の26、イギリスの日刊紙ガーディアンなどによると、ルイーセ王女は3歳年下の霊媒師ベレットと来月29日から4日間、フィヨルドの麓にあるノルウェーの村ガイランゲルで結婚式を挙げ、永遠の愛を誓うと伝えた。

二人は初日である29日にノルウェー西部の港町オーレスンからゲストと共に船に乗り、結婚式が行われるガイランゲルに移動する。

結婚式の本式は2日後の来月31日からガイランゲルにある197室規模のホテルで非公開で行われる予定だ。

結婚式が行われるガイランゲルはユネスコ世界文化遺産に指定された村で、壮大なフィヨルドの景観を誇る場所である。

ルイーセ王女は、ノルウェー国王ハーラル5世の長女で、2022年6月に「ハリウッドの霊的指導者」を自称とする霊媒師ベレットと婚約したことが話題となった。

「私は死んで蘇った」…アメリカ同時多発テロ事件も予言した

カリフォルニア出身の霊媒師であるベレットは、ハリウッドでグウィネス・パルトローなど有名俳優の相談を受けていることで有名な人物だ。

彼は自分が死から蘇ったことや、2001年のアメリカ同時多発テロ事件を2年前に予言したと主張している。

また、2019年に出版した本『スピリットハッキング』では、人々が癌にかかるのは不幸だからだといった主張を展開し、パンデミック時期には新型コロナウイルスに効くと主張するメダルをオンラインで販売し物議を醸した。

アフリカ系アメリカ人であるベレットは、自分の信念が一部の人々を不快にさせる可能性があると認めつつも、自分に対する批判は人種差別であるという立場を取っている。

ルイーセ王女も自分が天使と交流できると主張するなど、神秘主義と代替医療に傾倒し、ノルウェーで長らく議論されてきた。

王女、王室の公式業務を中止…「代替医療事業に集中」

ルイーセ王女はベレットとの婚約発表後、同年11月に代替医療事業に集中するため、これ以上王室の公式業務を行わないことをノルウェー王室が発表した。

ただし、国王ハーラル5世の意向により、王女としての肩書は維持し、王女としての称号を商業的に利用することは禁止された。

しかし最近、ルイーセ王女側が結婚式の記念として販売しているウイスキーに王女の称号を使用したとの指摘があり、論争が起きているとガーディアンは伝えた。

王女の結婚式とノルウェー国営酒類販売店で販売するために発売された酒には「我々はこのジン(ウイスキーの一種)を2024年8月にガイランゲルで行われるマッタ・ルイーセ王女とデュレク・ベレットの結婚式のために作った」と書かれたラベルが貼られている。

これを巡り、王女の称号を商業的に利用したとの批判が高まると、ルイーセ王女側は単純なミスだと主張し、今後生産される製品には称号が除外されると述べた。

ノルウェー保健当局もこれについて調査に乗り出し、酒製造会社がルイーセ王女とベレットが直接酒瓶のデザインに関与したと明かした。

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