社会服務要員(兵役代替服務制度の一つ)として服務中の人気グループ「BTS」のSUGAが、飲酒後に電動キックボードを運転していた疑いで警察の取調べを受けている。
7日、聯合ニュースによると、ソウル市龍山(ヨンサン)警察署はSUGAを道路交通法違反(飲酒運転)の疑いで書類送検し、捜査を進めている。
警察によれば、SUGAは前日、龍山区内の通りで電動キックボードに乗っていたところ、一人で転倒した状態で発見された。彼を助けるために近づいた警察官が酒の匂いを嗅ぎ、近くの交番に引き渡したという。
電動キックボードは韓国の道路交通法上、原動機付き自転車に該当し、自動車の飲酒運転と同様の処罰が科される。
SUGAは入隊前、個人ウェブバラエティ「シュチタ」でトークコンテンツを披露したことがある。「シュチタ」は酒と音楽を通じてさまざまな分野の人々と率直な対話を行うトークショーで、多くのスターが出演している。
一方、SUGAは2023年3月に基礎軍事訓練を受けるため忠南論山(チュンナム・ノンサン)訓練所に入所し、現在は社会服務要員として勤務中である。召集解除日は2025年6月とされている。
SUGAはBTSのメンバーの中で唯一、社会服務要員としての判定を受けた。社会服務要員に指定された理由は明らかにされていないが、2020年11月に左肩の関節唇を縫合する手術を受けたためであると推測されている。
SUGAは2013年6月にグループBTSのメンバーとしてデビューし、昨年4月にはソロ活動名「Agust D」として発表した『D-DAY』でソロ活動も行っている。