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2024年09月09日月曜日
ホームライフスタイル「なんか痒い…」涼しい室内から暑い外に出た後の痒み、「コリン性蕁麻疹」の可能性とその対策とは

「なんか痒い…」涼しい室内から暑い外に出た後の痒み、「コリン性蕁麻疹」の可能性とその対策とは

「涼しいエアコンの風に当たった後、外に出ると全身が痒くなるのはなぜだろう?」

じっとしていても汗が流れる夏、室内で涼しいエアコンの風に当たることほどの癒しはない。

しかし、涼しかった室内から熱い外に出ると、予期せず「痒み」を感じることがある。

急激な温度差が生じるときに起こる痒みは「コリン性蕁麻疹」と関係があるかもしれない。

コリン性蕁麻疹は、精神的ストレスを受けた後、体温が1度以上上昇したときに現れるといわれている。

身体に発生すると強い痒みを引き起こすが、この蕁麻疹の正確な原因はまだ解明されていない。ただし、体温を調節する免疫機能やホルモンに基づく反応と関係があるとされている。

コリン性蕁麻疹は、一般的に皮膚に1~2mmの小さな蕁麻疹と共に赤い発疹が現れるのが特徴である。通常数分間持続し、その後1時間以内に収まるため、ほとんどの人が軽く考える症状の一つである。

しかし、その強度が増すと日常生活が困難になるほどの強い痒みやチクチクした症状が伴い、注意が必要である。

コリン性蕁麻疹を避けるためには、体温が急激に変化する状況を避ける必要がある。そのため、激しい運動やサウナ、入浴も避けた方が良い。つまり、体が受け入れる急激な温度差を防ぐことが重要である。

食事療法や体質改善もコリン性蕁麻疹の発生を防ぐのにある程度役立つ。

専門家は「唐辛子、からし、ニンニクなどの熱を持つ食べ物を避け、酒やインスタント食品を減らすことがコリン性蕁麻疹を予防するのに効果的である」とアドバイスしている。

また、あまりにもきつい服や化学繊維が多く含まれた衣服は可能な限り着用しない方が良く、ストレスを受けないように管理が必要であるといわれている。

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