ブルーベリーにはどんな栄養効果があるのか。
日本の国産ブルーベリーの旬は6月から8月頃といわれており、その時期になると、「ブルーベリー 栄養」、「ブルーベリー 洗い方」といったキーワードの検索量が急上昇する。
ブルーベリーは「生」で食べる方が栄養効果が高いと思われがちだが、実はそうではない。
むしろ、「冷凍ブルーベリー」の方が栄養効果が高い場合がある。冷凍ブルーベリーは身体にどんな好影響を与えてくれるだろうか。
強力な抗酸化作用
ブルーベリーを冷凍するとアントシアニンの濃度が高くなり、アントシアニン成分も濃縮され、より強力な抗酸化作用が得られるといわれている。
青紫色の色素「アントシアニン」はポリフェノールの一種でブルーベリーやナス、紫芋などに多く含まれており、最近ではその抗酸化力に注目が集まっている上、アントシアニンは体内の活性酸素を除去することで細胞を保護する働きがあり、がんや心臓病などの疾患リスクを低減する。
目の健康改善
冷凍ブルーベリーにはブドウの約30倍のアントシアニンが含まれているといわれており、視力・視覚機能の改善や眼精疲労の予防に効果があるといわれている。
また、ビタミンAがドライアイにも効果がある。
アンチエイジング効果やストレス緩和
冷凍ブルーベリーにはアントシアニンだけでなく、フラボノイドやレスベラトロールといったポリフェノールも豊富に含まれている。
これらには免疫力の調整弁、アンチエイジング、ストレス緩和など、様々な効果がある。
ブルーベリーは洗い方も重要である。
皮の上にある白い表面はカビではなく「果粉」もしくは「ブルーム」といわれる脂肪酸などでできた天然成分が果皮の表面に浮き出たものだ。
実はこの物質が多ければ多いほど、甘く栄養価が高いといわれている。
しかし、残留農薬がある可能性があるため、果粉は落とさないようにしながら、酢を数滴入れた水に10分間浸し、その後、流水で軽くすすぐとよいだろう。
この方法は果肉が崩れるのを防ぐこともできる。
※この記事は情報提供を目的としており、医学的な根拠に基づいた記事ではありません。