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ドライアイから「結膜結石」へ…増加する患者数と、その合併症に対する効果的な治療法及び予防策

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昨年のドライアイ患者が250万人に達し、前年の238万5000人に比べ約11万人増加した。ドライアイに悩む人が大幅に増加し、結膜結石などの合併症に対する警戒心も高まっている。結膜結石の発生原因と予防、治療法について見てみよう。

ドライアイは一般的な疾患であるため、軽視されて放置されることが多いが、結膜結石などの合併症を引き起こす可能性があるため、注意が必要だ。

結膜はまぶたと眼球を覆う透明な粘膜で、涙が眼球表面にしっかりと留まるように粘液を分泌し、眼球を保護する役割を果たしている。

結膜結石は、結膜上皮細胞とタンパク質分泌物が変性し、結膜内で石灰成分が石のように固まったものである。

重度の結膜炎を患った人や、頻繁にアイメイクをする人、コンタクトレンズを使用する人、レーシック・ラゼック手術を受けた患者に多く見られる。

小さな結膜結石であれば症状はほとんどなく、不快感がない場合は、わざわざ結膜に傷をつけて結石を取り除く必要はない。

しかし、結石が結膜を突き抜けたり、突出している場合は、瞬きするたびにざらつく異物感が生じることがあり、そのため角膜に傷をつける可能性がある。こうした場合には、医療用の針で除去する必要がある。

医療界では、ドライアイ患者に伴い、結膜結石のために病院を訪れる患者も増加しているとされている。

幼少期からスマートフォンなどの電子機器に触れ、レーシックやラゼック手術を受ける人が増えていることが、ドライアイ患者の増加につながり、その結果、疾患の合併症として結膜結石の患者も増加しているとされている。

特に事務職やパソコンを長時間使用する職種は、瞬きの回数が減少し、瞬きによって上下のまぶたが接触し、涙が眼球全体に広がり、眼球表面を清掃する抗菌プロセスが省略されることで結石が形成される。

一度結膜結石ができると再発しやすく、人工涙液で目を常に潤わせるなどの管理が必要になるので注意が必要だ。

就寝前に温湿布を行うことで炎症を和らげ、目を落ち着かせるのに役立つ。これは、まぶたの詰まった脂腺を開き、老廃物が固まらずに排出されるのを助けることができる。

化粧を落とす際には、目の周りの化粧品を十分に取り除く必要がある。また、1日10時間以上コンタクトレンズを着用したり、レンズをつけたまま寝ることは避けるべきだ。

嘉泉(カチョン)大学病院眼科のキム・ジョンフン教授は、「結膜結石は上下のまぶたの結膜に多く発生し、重度の場合にはまぶたを裏返したときに目視できる」と述べ、「主な原因はドライアイであり、結石ができるとドライアイが悪化する悪循環が生じるため、早期治療が重要だ」と説明した。

さらに、「異物感を感じた患者が、手や綿棒で直接取り除こうとすることがあるが、このような行為は避けるべきだ」と強調した。

キム教授は、「病院で医療用の針で結石を除去すれば、傷跡を最小限に抑えられる。医療スタッフは、結石が多い場合には、一度に全てを取り除くのではなく、傷が大きくならないように慎重に対応する」と説明した。

さらに、「自己治療を行うと、感染のリスクが高まり、傷跡が大きくなるため、結石がある時よりも異物感を悪化させる可能性がある」と再度警告した。

写真=shutterstock/*記事の内容に関連したイメージ

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editor@kangnamtimes.com

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