一人暮らしの家庭が急増中の今、一人暮らしの家庭では食べきれずに消費期限を過ぎてしまう食材も多いだろう。
その代表格が食パンだ。食パンは1枚で売られていることがほとんどなく、消費期限も短いため、知らぬ間に消費期限を過ぎていることが多い。
しかし、最近は物価高騰により食パンの値段も高く、消費期限を過ぎても、ただ捨ててしまうのはもったいない。
ここでは消費期限が過ぎた食パンの活用方法から長期間おいしく保存する方法を紹介したい。
調理後の油の処理に活用
韓国でおなじみの豚の三枚肉「サムギョプサル」などを焼いた後、フライパンにはたっぷりの油が残る。
しかし、油をそのまま排水口に流すと、詰まりやすくなるのはもちろん、環境にも悪影響を及ぼし、悪臭を発生させることもある。
パンは油を簡単に吸収するため、賞味期限が過ぎた食パンで油を吸収すれば、その悩みも解決だ。
冷蔵庫の消臭剤代わりに
賞味期限が過ぎた食パンをトースターに入れ、真っ黒に焦げるまで焼く。
焦げた食パンをホイルに包み、数ヵ所に穴を開けておく。
そして、冷蔵庫や冷凍庫のはじにアルミホイルで包んだ状態で食パンを置いておく。
炭が脱臭に効果があるように、食パンが冷蔵庫内の臭いを吸収してくれるようになる。
食パンを長期間保存するには
賞味期限が迫っている食パンは室温や冷蔵庫でなく冷凍庫に保存するとよいだろう。
しかし、ただラップに包んだだけで冷凍庫に入れると、冷凍庫内の臭いをすべて吸収したり、くっついて食べにくくなったりする。
これを防ぐためには、食パンと食パンの間にホイルをはさんでからラップで包む。ホイルをはさむだけで、パンが凍ってもくっつきにくくなる。
そして、これをジッパーバッグに入れて冷凍庫に保存すれば、パンに冷凍庫の臭いがうつることもなく、長期間保存してもおいしく食べることができる。