メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

お酒好きなら1度は経験?!慢性的な「ブラックアウト」により若い人でもアルコール性認知症に

ウィキツリー アクセス  

お酒が好きな人の中には過度な飲酒後、記憶がなくなる「ブラックアウト」を経験した人も多いだろう。

一夜のハプニングとして片付けてしまうことも多いが、この短期的な記憶喪失を繰り返すと深刻な健康被害に繋がる可能性がある。

特に、若い人であってもアルコール性認知症になる可能性があるという研究結果が発表されたためだ。

引用=Aroon Phadathanyakul-shutterstock.com *この写真はイメージです

ブラックアウトは短期的記憶喪失の一種だといわれている。

「海馬」と呼ばれる記憶を司る脳の領域がアルコールによって機能不全に陥ることで発生する。

海馬では短期記憶保存から長期記憶保存への記憶を移動する役割を担っているが、海馬の機能不全がこの過程を妨げる。

アルコールを代謝する時に発生する有害物質「アセトアルデヒド」の分解が追いつかず海馬を麻痺させてしまうからだ。

さらに、慢性的なブラックアウトはアルコール性認知症を引き起こす可能性がある。

アルコール性認知症は認知症患者全体の約10%を占める。

イギリスのユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究チームが13万1,415人を対象に調査した結果、お酒を飲んでブラックアウト状態になった経験が1度以上ある人は、経験がない人よりも認知症になるリスクが男性では最大3倍、女性では2倍以上に上昇する。

ブラックアウトの経験がある人は、10年後の認知症リスクも高まるという。

研究チームは「ブラックアウトが繰り返されると、神経伝達物質であるグルタミン酸が過剰分泌され、神経細胞の損傷や死滅を招き、神経変性疾患のリスクを高める要因となり、認知症にかかることもある」と説明した。

健康のためには飲酒はできるだけ避けることが望ましいが、お酒好きや飲酒の機会がある人は過度な飲酒を心がけよう。

特にアルコール度数が高いお酒や速いスピードで飲む時、空腹時に飲む時にブラックアウトが発生するケースが多い。

専門家が推奨する飲酒量は、週に3回未満、日本でのお酒の1日の適量は、ビール中びん1本、ウイスキーシングル2杯、日本酒1合程度とされているが、あくまでこれはお酒に強い体質の男性の場合であり、自身の適量を知ることも重要だ。

お酒を飲む時は水を十分に飲み、肉や野菜、果物などのおつまみを一緒に食べるとアルコールの吸収を遅らせる効果がある。

また、アルコールを分解するために使われた肝臓が回復するには約3日かかるため、最低でも3~4日以上の間隔を空けて飲酒することが望ましい。

もし、半年以内に2回以上のブラックアウトを経験した場合、アルコール依存の初期段階を疑い、必ず、病院を訪れて飲酒習慣について相談するべきだ。

ウィキツリー
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ライフスタイル] ランキング

  • なぜ年を取ると一人が心地いいのか、精神科医の見解
  • 運動だけでは足りない、心臓を守る6つの食材
  • 「寒さの中でも氷ドリンク?」韓国発ブームが体温・血流・胃に“連鎖ダメージ”を引き起こす
  • 抹茶でハゲる?SNS発・謎すぎる脱毛騒動の正体
  • 「いびきが脳を破壊していた?」脳卒中を引き起こす微小出血リスク“2倍超”の衝撃研究
  • 「40代から筋力が急落する」老化の連鎖を断つ、たった1分の運動とは

こんな記事も読まれています

  • 40台だけの終着点、ブガッティ・ボライドが刻んだ“最後の遺産”
  • SUV激戦区の答え、アメリカ市場が認めた最高の3列SUV 5種
  • 「米国ラグジュアリー市場を狙う」メルセデス、40万台目標でBMWに正面勝負
  • 走行継続は危険信号、ブレーキ警告灯の分岐点
  • 「韓国潜水艦、バルト海では通用せず!」リチウム電池・SLBMもスウェーデン“A26”に惨敗
  • 「射程1万3,000km、マッハ20超」…米国、次世代ICBM“センチネル”始動!地上核戦力で中露を圧倒へ
  • 「酒癖は人格そのもの?」人気コメディアン、違法医療疑惑のさなか再注目される“過去の発言とエピソード”
  • 交際相手との対立で法的争い中のインフルエンサー、息子を出産「頑張ろうね、私たち二人」

こんな記事も読まれています

  • 40台だけの終着点、ブガッティ・ボライドが刻んだ“最後の遺産”
  • SUV激戦区の答え、アメリカ市場が認めた最高の3列SUV 5種
  • 「米国ラグジュアリー市場を狙う」メルセデス、40万台目標でBMWに正面勝負
  • 走行継続は危険信号、ブレーキ警告灯の分岐点
  • 「韓国潜水艦、バルト海では通用せず!」リチウム電池・SLBMもスウェーデン“A26”に惨敗
  • 「射程1万3,000km、マッハ20超」…米国、次世代ICBM“センチネル”始動!地上核戦力で中露を圧倒へ
  • 「酒癖は人格そのもの?」人気コメディアン、違法医療疑惑のさなか再注目される“過去の発言とエピソード”
  • 交際相手との対立で法的争い中のインフルエンサー、息子を出産「頑張ろうね、私たち二人」

おすすめニュース

  • 1
    「中国寄り回答を封じ込む!」日本政府、生成AIを“思想監査” “信用できるAI”を選別へ

    IT・テック 

  • 2
    「破綻寸前だった国が議長に」ギリシャ、ユーロ中枢へ逆転

    ニュース 

  • 3
    ハマス「米国は責任を負え!」イスラエルの幹部殺害で停戦に‟深刻な影”

    ニュース 

  • 4
    「ママ、僕じゃないんだ」...泥だらけの男の子、瞬時に犬を指差す“可愛い裏切り”にネット民爆笑!

    フォトニュース 

  • 5
    名門ブラウン大学で銃撃…学生2人死亡、教室で起きた最悪の瞬間

    ニュース 

話題

  • 1
    【惨事】シドニー海岸で銃乱射…子ども含む16人死亡、ユダヤ人祝日行事を狙う

    ニュース 

  • 2
    「60歳までにがん発症90%の遺伝子がそのまま…」精子バンク経由で拡散、欧州全域に警戒

    トレンド 

  • 3
    「27億5,000万棟!」国連推計は大外れ...3D世界建物地図が暴く“残酷な格差”

    ニュース 

  • 4
    「トランプは意見を言えるだけ…」次期FRB議長候補が明かした金利決定の“境界線”

    ニュース 

  • 5
    「体の中まで透視できるのかね?」6Gを知らないトランプ氏、“無知すぎる”珍質問で場内失笑

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]