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2024年12月14日土曜日
ホームライフスタイル20~30歳世代の女性に赤信号!男性ではなく女性の肥満率・飲酒率・喫煙率が急増した理由とは?

20~30歳世代の女性に赤信号!男性ではなく女性の肥満率・飲酒率・喫煙率が急増した理由とは?

昨年、20~30歳世代の女性の肥満率が大幅に増加したことが明らかになった。また、男性の飲酒傾向は減少したが、女性では増加していることが調査で分かった。

疾病管理庁が3日に発表した「2023年国民健康栄養調査」によると、肥満率は昨年、男性が45.6%、女性が27.8%となり、前年比で男性は2.1ポイント減少したのに対し、女性は2.1ポイント増加した。特に、20、30代の女性の肥満率は前年に比べて急激に増加した。20代は2022年の18.2%から2023年の22.1%に3.9%増加し、30代では2022年の21.8%から2023年の27.3%に5.5%も増加した。

飲酒に関しても、男性は減少傾向にある一方、女性では増加した。過去1年間で1回あたりの平均飲酒量が焼酎7杯以上(女性は5杯以上)で、週2回以上飲酒する高リスク飲酒率は、2023年全体で13.8%となり、前年とほぼ変わらなかった。しかし、男性は減少(21.3%→19.9%)、女性は逆に増加(7.0%→7.7%)した。

さらに、過去1年間に月1回以上、1回の飲酒で焼酎7杯以上(女性は5杯以上)を飲む月間暴飲率も、全体で37.2%と前年並みであったが、男性は減少(48.8%→47.9%)した一方、女性は増加(25.9%→26.3%)した。

喫煙率は男女共に増加し、運動習慣は減少している。2023年の喫煙率は、男性が32.4%、女性が6.3%で、前年に比べて男性は2.4%、女性は1.3%増加した。また、2023年の有酸素運動実施率は、男性が55.4%から54.4%、女性が50.7%から50.4%とわずかに減少した。

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