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2024年11月22日金曜日
ホームライフスタイル「自撮りに罰金を?」 現在ヨーロッパで観光客が来ないようにしていること

「自撮りに罰金を?」 現在ヨーロッパで観光客が来ないようにしていること

①イタリア・ベネチア、入場料徴収

出典 : express

イタリアの代表的な観光名所であるベネチアが入場料を徴収することを明らかにした。
ベネチア市長のルイジ・ブルニャーロ氏は、「来年から試験的に日帰り旅行者に入場料を徴収する」と述べた。
毎年ベネチアで開催されるゴンドラ漕ぎ大会「レガッタ・ストリカ」やカトリックの祝日には入場料を徴収しないと述べた。
ベネチアの入場料は「最も重要な週末に適用される可能性が高い」と述べた。

ヴェネツィアは数年前からオーバーツーリズムに悩まされてきた。2018年に観光客の流入を減らすために入場料徴収条例案を作成したが、大洪水による被害が続出したため、計画は延期された。

その後、COVID-19の拡大により、入場料徴収は何度も延期された。 今年1月16日から施行される予定でしたが、構造的な問題によりまた延期された。

出典 : independent

ヴェネツィアの住民は、観光客に来ないでほしいと訴えるほどである。
ヴェネツィアは人口5万人しかいない小さな町。しかし、毎年多くの観光客が訪れるイタリアの有名な観光地である。

昨年、ベネチアを訪れた観光客は約320万に至る。
観光客が殺到するにつれ、住宅価は上昇し、生活物価は高騰し、先住民はベネチアを離れている。
ユネスコは「ベネチアが気候の崩壊や大規模な観光などの影響で取り返しのつかない被害を受けた」として、世界遺産の危険リストに載せることを勧告した。

②自撮りすると罰金を課すことも

出典:forbes

イタリア北部の海岸沿いの町ポルトフィーノでも、オーバーツーリズムに対する地元の人々の不満が高まっている。
ポルトフィーノでは、観光客が自撮り写真を撮ると警察が罰金を科します。 これは、写真を撮るために他の人の通行を妨げるためである。

観光客が一箇所に長時間滞在し、通行に支障をきたすため、当局は写真撮影が多い場所を「レッドゾーン」に設定した。
この場所で自撮りをする観光客は最大276ユーロ、約40万ウォンの罰金を支払わなければならない。
10月15日まで毎日朝から午後6時の間に適用されます。観光客の立場からすると、不合理な政策と思われるしかない。

今年の6~9月にイタリアを訪れる観光客の数は、コロナ19以前である2019年同期比で3.7%多く、10年前と比較すると30%増えると予測されている。
ここに中国人の団体旅行が許可され、観光客の数はさらに増えると見られている。
イタリアはオーバーツーリズムで副作用が発生すると、特段の措置を取るのである。

③ ヨーロッパの旅行先での観光客の苦痛

出典 : ctvnews

イタリアだけでなく、現在ヨーロッパは観光客が殺到し、困難を訴えています。フランスでも深刻な問題として浮上している。

パリのルーブル美術館は今年初めに1日の訪問者数を4万5,000人から3万人に減らしたという。
ブルターニュのブヘア島は1ヶ月間、1日の訪問者数を1日4,700人に制限している。ノルマンディー沿岸の岩の島、モン・サン・ミッシェルは先月、唯一の交通手段であるバスの運行を一時的に停止した。 これは、観光客を拒否するようなものである。
フランスのマルセイユのカランク国立公園は、来月まで事前予約制を実施し、1日2,500人だった訪問者を400人に減らした。

オーストリアのハルシュタットでは、町民が団体観光客の訪問を阻止することを要求するデモを行った。ハルシュタットは世界文化遺産で、700人以上の住民が住んでいる。しかし、ここは1日1万人前後の観光客が訪れている。
住民たちは1日の観光客の数を制限し、午後5時以降、団体観光客のバスを入れないように要求している。

出典 : greekreporter

ヨーロッパの状況は、観光客を誘致するために血眼になっている他の国とは対照的である。
最近、ベトナムは外国人観光客の訪問を誘致するために、ビザの有効期間を15日から45日に延長した。
これとは異なり、ヨーロッパが観光客の訪問を拒否している理由は何だろう。ヨーロッパはオーバーツーリズムによる損害が観光で得る利益を超えていると考えていル。

ギリシャのアテネでは、観光客向けのシェアハウスが増え、家賃が大幅に上昇し、
これにより、地元住民が市内中心部外に押し出される現象が起きてる。 今年5月のアテネ市内の短期賃貸物件数は、2018年同月比25%増の1万件以上となった。

イタリアのフィレンツェでも、宿泊シェアリング事業の新規登録を禁止し、観光客向けの短期賃貸を放棄する家主に固定資産税を免除する特典を提供した。

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