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2025年02月09日日曜日
ホームライフスタイル豚バラ肉より高カロリー!? 意外と知らない鶏皮の真実、1日の飽和脂肪酸摂取量の半分超えも

豚バラ肉より高カロリー!? 意外と知らない鶏皮の真実、1日の飽和脂肪酸摂取量の半分超えも

鶏肉は高タンパクで低脂肪なため、ダイエットに適した食品として広く知られている。しかし、鶏皮は例外だ。ダイエット中に鶏皮を避けるべき理由について見ていこう。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容とは一切関係ありません
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鶏皮は100gあたり450kcalで、豚バラ肉の330kcalを上回る高カロリーである。これは鶏の体温を保つために、皮に多くの脂肪が含まれているためだ。鶏皮100g中、約40gが脂肪であり、これは鶏肉全体の脂肪の80〜90%を占める。脂肪は1gあたり9kcalを生成し、これは炭水化物やタンパク質の2倍以上だ。

鶏皮に含まれる脂肪には、不飽和脂肪酸が豊富であり、心血管疾患のリスクを低減する可能性があるという意見もある。しかし、鶏皮100gには9.1gの飽和脂肪酸が含まれており、これは成人の1日推奨摂取量の半分以上にあたる。飽和脂肪酸は普段の食事や間食で十分に摂取されるため、追加摂取する必要はない。特に、高脂血症や脳卒中などの心血管疾患を抱えている人々は、鶏皮の摂取を避けるべきだ。鶏肉を調理する際には皮を取り除き、スープなどでも皮に含まれる飽和脂肪が溶け出さないよう注意が必要だ。

ダイエットを考慮するのであれば、鶏胸肉が最適な選択だ。鶏胸肉は100gあたり106kcalで、鶏もも肉の119kcalよりも低カロリーだ。脂肪含量も1g未満で、タンパク質含有量は22.9%と、タンパク質補給にも効果的だ。

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